ブックキュレーターhonto編集員
日本文化をより深く知るために必須の教養!「漢文」の魅力を再発見できる本
元号「令和」は「万葉集」が出典とされましたが、その「万葉集」も漢文の影響を強く受けています。日本文化とは切っても切り離せない関係にあるのが漢文。近年では「漢文教育不要論」も叫ばれていますが、今こそ漢文の魅力を再発見できる本を読んでみませんか?漢文の知識によって日本文化をより深く知ることができるはずです。
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かつて日本人は一般庶民も漢文に親しんできました。そんな日本人がどのように漢文を受容してきたのかを、歴史を追って解き明かしていくのが本書です。古代はもちろん、明治時代も「漢文の素養」が近代化に大きな役割を果たしたことがわかります。漢文が読まれなくなっている現代への警鐘を鳴らす一冊です。
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故事成語で中国を読む
多久 弘一(著)
現代でも日常的に使われる「故事成語」。その原典である漢文をユーモアたっぷりに講義した本で、漢字や漢文、中国の歴史について楽しく学べます。著者は伝説的な予備校講師で、四角い漢字をまあるく解説してくれるわかりやすさに定評がある先生です。漢文が苦手な人も笑って読めるでしょう。
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漢文の話
吉川 幸次郎(著)
中国文学の碩学(せきがく)が書いた漢文の入門書です。選び抜かれた必読の漢文を読み方から歴史的背景まで解説していて、漢文の奥深さを味わうことができます。漢文の優れたガイドであるとともに、現代では失われつつある豊かな教養も身につくはずです。
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受験生のための一夜漬け漢文教室
山田 史生(著)
漢文といえば、試験で返り点や再読文字などに悩まされたという方も多いことでしょう。本書は悩める受験生のために、漢文の基本をわかりやすく教えてくれます。この一冊で「センター試験は楽勝」というぐらいの知識には身につきます。受験生はもちろん、漢文を学び直したい方にもオススメです。
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