体験談!?作者の生活や体験が見えてきそうな本

村上春樹が描く純愛ストーリー。早稲田大学文学部の学生である「僕」の日常は、いろいろな女性と関係を持ったり、学生運動に巻き込まれたりと非常に現実味に溢れています。あたかも春樹の学生時代をそのまま見ているかのようです。ビートルズでも聴きながら、50年前の男子大学生の生き様を感じてみてはいかがでしょうか。

乃木坂46メンバー初の小説。高山一実さんが描く、アイドルを目指す女子高生たちの物語。アイドルに本気でなりたい、友達に乗せられてなんとなくでやっている、様々な視点から「アイドルを目指す」とは何かを考えさせてくれる本です。高山さんもアイドルになるにあたって、様々なことを考えたのかもしれません！

少年マガジンを中心に様々なラブコメを世に送り出してきた瀬尾公治先生の最新作。新人漫画家である小鳥遊翼と週刊少年マガジン新人編集者である剣埼龍之介が、上からの圧力や超人気漫画家など様々な人と戦いながら一番を目指す物語。瀬尾先生も「実体験を元にしたフィクション」と公言しており、そのリアリティは必見！

超人気作家伊坂幸太郎が描く、男女5人の大学生の青春物語。恋愛や麻雀、ボーリングにスリリングな探偵ごっこ、時間を持て余した大学生を事細かに描写するスタイルは、実際の大学生を観察して書いているかのよう。物語の舞台は仙台。東北大学卒業である伊坂幸太郎は自身の大学生活に重ねて書いているのかも・・・？

『DEATH NOTE』のタッグが描く、週刊少年ジャンプを舞台にした若手漫画家の成長物語。作中に登場する編集者が実際の少年ジャンプ編集者をモデルにして描かれていたり、作中に登場する漫画がすべて実名であったりと、リアル志向が極めて高い漫画です。主人公の二人と一緒に少年ジャンプの風を感じましょう！