ブックキュレーターhonto編集員
情報の波に流されていませんか?「物事の本質」を発掘するヒントになる本
さまざまな人の意見や解釈があふれている、この情報過多の時代。SNSなどで大量の情報をシャワーのように浴びたせいで、自分の本音や物事の本質が行方不明になってしまった・・・という経験をしたことがある方も多いでしょう。そこでここでは、情報の波に流されず自分を発掘するために読んでおきたい本を集めました。
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デザイナー渋井直人の休日
渋谷直角(著)
40歳を超えても、煩悩に悩み続けるサブカル中年・渋井直人の哀愁のある日常を描いたコミックです。痛いけどどこか憎めない自意識過剰な渋井の姿は、同世代に留まらず広く読者の心を射抜くことでしょう。ページを読み進めながら「良い年の取り方って・・・?」と考えてしまうはずです。
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『彼女の頰を、マウスカーソルで撫でた』『白ブリーフの落とし主は永遠に見つからない』など、本書で提示されるのは物語の「冒頭」だけ。一瞬で読めるけど、無限に広がる416もの物語のはじまりを収録しています。あなたのイマジネーションが試される一冊です。
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考えの整頓
佐藤 雅彦(著)
多くの人が考えもしなかった物事の本質に迫りつつ、斬新な思考の仕方を気づかせてくれる。そんな著者の鋭い名文の数々をまとめた一冊です。普段ならそのまま忘れてしまうような些細な違和感も、事細かに掘り下げていくのが著者の特徴。本書を読んだ後には、何気なく過ごしていた普段の生活が違って見えてくるかもしれません。
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観察の練習
菅 俊一(著)
アイデアの種は、日常のなかに密かに隠れています。そして「見落としがちなこと」に気づくためには、「何に着目すべきか」という問題設定が大事なのだそうです。「観察」の習慣が、自然な行為となるための具体的な方法がエッセイの形式で記されています。
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クリック 佐藤雅彦超・短編集
佐藤 雅彦(著)
普段の日常生活に転がる「何の変哲も無い事」を、面白おかしく伝え63もの短文が掲載されています。考えが行き詰まったり、思い悩んだりした時にパラパラめくっていると、がんじがらめになった思考が解放され、インスピレーションが湧いてくるはずです。
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