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モノの見方や考え方がぐっと広がる!絵本作家・ヨシタケシンスケの世界
絵本作家・ヨシタケシンスケの本は、子どもだけでなく大人も思わずうなってしまうような哲学的な示唆に満ちていて、見慣れた風景も違ったかたちに見えてくるでしょう。そんな凝り固まったアタマを柔らかくして、モノの見方や考え方が広がるヨシタケシンスケの絵本やエッセイを紹介します。
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ヨシタケシンスケ初の絵本です。主人公はテーブルの上に置かれたりんごを見て、『りんごじゃないかもしれない』という疑問を抱きます。りんごでなければ、なんなのか・・・。大きなサクランボの一部?なにかのタマゴ?自由な発想と妄想で、「りんご」に見える物体の本質に迫っていきます。
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新進気鋭の評論家・荻上チキとの共著によるエッセイで、「暮らしの手帖」での連載をまとめた一冊です。荻上チキのエッセイに、ヨシタケシンスケが近からず遠からずなコミックエッセイを書き加える、という構成になっています。一つのテーマに2人がエッセイを寄せているので、さまざまな視点から物事を捉える練習になるでしょう。
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誰もが避けては通れない「死」について、発想を広げていきます。亡くなったおじいちゃんの部屋を掃除していると、一冊のノートが出てきます。そこには、『このあとどうしちゃおう』の文字。「生」のあと、どうなっちゃうのか、どうしちゃうのか、どうしたいのか・・・。死生観がコミカルに、鋭く深く描かれています。
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こんなにもおもしろい「つまんない」本があるでしょうか。本書では、「つまんないってどういうことか」を突き詰めて考えていきます。つまんないと感じている主人公が、「つまんない」についてさまざまな視点で発想を広げます。つまんないについて考えていくうちに、それがおもしろくなっていく姿が興味深い一冊です。
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