ブックキュレーター出版甲子園
愛とか、性とか。自由に生きる。
今の日本ではLGBTという言葉が認知され、多少なりとも生きやすい世の中になったかもしれませんが、未だ根強い偏見があります。そんな中、この本たちが少しでも偏見に晒されている人たちの心へと救いを、偏見を向けている人たちの心へと自省と変革を、もたらすことを願ってやみません。【選者:小澤理桜(こざわりお):運営局】
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ゲイ風俗ってそもそも存在するの?と思う方もいるかもしれません。この本に載っている話は、作者であるもちぎさんが実際にゲイ風俗で働き、その際に感じた事を描いたものです。生々しい欲が発露する現場をあっさりと、寧ろ分かりやすくコミカルに描いた、ゲイや風俗を毛嫌いするような方にこそ読んでほしい本です。
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堂々と言い切ってしまっているタイトルに驚いたかもしれませんが、作者さんは奥さんの事が大好きです。この本では適度な夫婦の距離感や自分に当てはまる、かもしれない恋愛相談などが描かれています。カレシ、カノジョとの距離感が分からない・・・。好きってなんなの?恋愛に少し疲れてしまった方にオススメの本です。
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何を?と思った方。この紹介文なんて読まないでそのままネットでポチるなり、書店で買うなりして下さい。一読すれば必ず、タイトルの意味が分かると思います。登場人物たちが今の生活がダメだと感じていながらも、それでもやめらない、来世から・・・となってしまう模様を、呆れ半分笑い半分怖さちょこっとでお楽しみ下さい。
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男同士なんて、女同士なんてと偏見を持っている方が一定数いらっしゃるのが現実です。いやいや、彼ら彼女らは私達と同じ、ひょっとしたらもっと素敵な恋愛をしているのです。歪かもしれないけれど、それでも綺麗。そんな人たちの恋愛模様を、少しだけ覗きこんだ作品です。
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泥臭い恋愛模様を描いた作品です。彼らは皆それぞれ別の悩みを抱えていて、ですがそれがとても、言ってしまえば人間臭いのです。私達がまさに抱えていそうな悩みなのです。なんでも無さすぎる、不安定な日常の中で、それでも恋をする人間模様が鮮やかに切り取られています。
ブックキュレーター
出版甲子園2005年設立。早稲田大学公認学生団体。学生の、学生による、学生のための出版企画コンペティション。応募資格は、『学生』であること。参加企画は、厳正な審査と、決勝大会におけるプレゼンバトルで競い合い、編集者の目に止まった企画は出版されます。http://spk.picaso.jp/
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