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西尾維新だけじゃない!ミステリーファンにもオススメのラノベ文庫
一大ジャンルとして確立した感のあるライトノベル。装丁や挿絵、設定や世界観など、比較的若年層へ向けたレーベルではあると言えるでしょう。だけど、マニアが読んでも充分におもしろいと唸らされるミステリーもあります。レーベルもタイトルもたくさんありすぎてどれを読んだらいいのかわからない、そんなミステリーファンにオススメのラノベ文庫を紹介します。
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ひょんなことから学校の七不思議に仮登録されてしまった高校生・中崎夕也。彼は七不思議を司る精霊から不思議な力を与えられ、校内で起きた事件を解決していきます。テンポが良く、構成が見事で、読後感も良い。そんなファンタジック・ミステリーの傑作です。
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物語の書かれた本をむしゃむしゃ食べて味わう文芸部部長・天野遠子。彼女に直筆の「おやつ」を与える役目の元覆面美少女作家の後輩男子高校生・井上心葉。そんな2人に舞い込むラブレターの代筆依頼から事件は始まります。ラノベ特有のキャラ設定が強いきらいはありますが、ミステリーの骨格はしっかりしています。
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記憶を持ったまま過去へ行き、外見上の特徴である顔の痣がないと人生は変えられるのか?というファンタジックな設定の青春ミステリーです。細やかな表現が感情移入を誘うので一気読み必至。本書が上巻で『僕が電話をかけていた場所』が下巻なので、2冊を手元に置いてから読み始めることをオススメします。
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