ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
世の中にはこんなに「毒」がある!
毒といえば思いつくのは、ヘビやサソリの動物の毒か毒キノコなどの食べ物の毒。他にも色々と毒はあるんです!そんな毒の本5冊がこれ!
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へんな毒すごい毒 増補
田中真知(著)
こちらもキノコ、フグという自然界の毒の説明とサリン事件、カレー事件、トリカブト殺人事件などの毒を使った事件を紹介。人間が作り出した毒よりも自然界にある毒の方が強力らしい。最も人間にとって危険な毒はボツリヌス菌らしく、もうねとにかく速攻で死ぬらしい。怖すぎ。ちなみに人間が作り出した毒で強力なのはサリンとVXガスなんだと。
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図解でよくわかる毒のきほん 毒の科学から、猛毒生物、毒物劇物の取扱方法まで
五十君 靜信(監修)
タイトルの通り、毒の図鑑です。写真やイラスト、表で毒のことを詳しく説明。植物、動物、化学、薬品系などをその歴史から利用、解説、法律まで幅広く説明。毒に興味ある人はまずこの本から読んだ方がいいかもね。ちなみにこの本にも毒の殺人事件エピソード満載です。やっぱり毒イコール殺人になるみたいだな。
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世界毒草百科図鑑
エリザベス・A・ダウンシー(著) , ソニー・ラーション(著) , 船山信次(監修) , 柴田譲治(訳)
これも毒の図鑑。というか、毒関連の本や図鑑マジでかなり多い。この図鑑は海外の植物館出身の毒の専門家の著書を翻訳した百科図鑑。図鑑なので写真とイラストで毒の植物をメインに紹介してるが、他の毒関連の本との違いは毒をベースに薬を作ることができるという毒の使い方を紹介してる。人間の身体にいい毒という薬草も自然界に存在しているということだね。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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