ブックキュレーターhonto編集員
おひとり様の老後を快適に!暮らしのダウンサイジングについて考えるための本
体力も気力も衰えていく老後。おひとり様でも快適に暮らしていくためには、暮らしを小さく整えておくことも重要です。ひとりでも生活しやすい家や間取り、お金の使い方、人付き合い、人生後半戦のライフプランを、“ダウンサイジング”という視点からちょっと早めに考えてみてはいかがでしょう。
- 19
- お気に入り
- 3714
- 閲覧数
-
ひとり老後、賢く楽しむ
岸本 葉子(著)
パートナーや子供がいても、多くの人が最後はおひとり様になるといいます。老後に漠然とした不安を抱えている方には本書がオススメ。この本は50代の著者が、90代で一人暮らしをしている人をはじめ、色々な人に話をきいてまとめたエッセイ集。住まい、お金、人間関係など、老後のひとり暮らしのイメージがつかみやすくなります。
-
ひとり暮らし歴20年、60歳を目前にして「老前整理」を始めたという著者。気力体力があるうちに日々の生活を小さく整える、そう決意したのだといいます。ひとりで動かせない家具は処分したり、お金の使い方や働き方を見直したり、前向きに暮らしを再構築していく姿に多くの共感の声が寄せられています。
-
急逝したひとり暮らしの義母の遺品整理に挑むことになった主人公の悪戦苦闘を描いた長編小説です。物を溜め込むタイプの人には耳が痛い話ですが、残された人間にとって大量の遺品の整理は骨の折れる仕事。高齢期を迎える頃、身の回りの品をどう残し、どう整理するかを考えさせられます。
-
高齢期に安心して暮らすための中古マンションや一軒家のリフォームの実例、暮らしの工夫を紹介した本です。ヨーロッパ一小さな家に暮らすというイギリス人の暮らしに学んだ著者ならではの、ダウンサイジングのヒントが詰まっています。気力、体力のあるうちから少しずつ準備していくことの大切さにも触れています。
-
老後のライフプランを考える上で必要なお金にまつわる情報や必要な手続きがわかりやすくまとめられています。「人生100年時代」において『「20年学び、40年働き、20年休む」という人生はもはや昔の話』なだけに、長い老後を賢く生きるために家計をコンパクトにすることの重要性を痛感させられます。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です