平均1.6倍の敷地面積！学習環境でも人気を集める山脇学園中学校の文章

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中学受験でも頻出、あさのあつこの青春小説。もう吹奏楽はやらないと決めたはずの主人公・美由は、仲間との出会いで気持ちが変わり、吹奏楽部に入部する。ときには周囲と比較し、自分には情熱や才能が足りないという暗い思考に引きずられながらも、再び音楽と真摯に向き合っていく。2018年度B日程に出題。

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正太郎は、父の希望で水泳を始めたものの、上達しなかった。入れかわるようにみるみる成長した妹・真琴の存在もあり、父との関係は悪くなる。ある日母は真琴の大会に行くと言いながら正太郎をドライブに連れ出して・・・。実は正太郎は主人公ではないのですが、彼と不器用な父親の物語から出題です。2018年度A日程に出題。

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対立を乗り越え、平和な暮らしを実現するにはどうすれば良いのか。実験社会科学という新たな立場から、この大きな問いについて論じる文章。政治哲学者ホッブズが出てくるなど小学生には難しい内容でありつつも、例として出てくるコウモリや魚の意外な協力関係が興味をひく。2018年度A日程に出題。

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日本人は視線を合わせないという一般論に対して、顔を覚える際には目を見ないが、表情を判断する際には目を見る傾向が強いという研究結果を提示。この文化の差は、なんと赤ちゃんの頃から始まっている。タイトルのイメージとは少し異なり、顔にまつわる話を心理学的に解き明かしていく文章。H29年度A日程に出題。

卓球クラブに所属する陽子は、コーチから美月とダブルスペアを組むように指示されたのが不満で、練習に参加しなくなる。しかし、美月が毎日ひとり練習をする意外な一面を知り、練習してみると実は相性バッチリ。続きが気になって本を手に取れば、実はシリーズものの第5弾なので長く楽しめる。H29年度A日程に出題。