ブックキュレーターhonto編集員
読んだらもっと本を好きになる!本や図書館をテーマにした絵本
絵本を手に取るのは、きっと本も、図書館も好きな人たちばかりでしょう。そんな読者の夢を叶えてくれるような絵本が世界にはたくさんあります。ここで紹介するのは、どれも本や図書館の価値をもう一度考えさせられるものばかり。きっと作品を描いた作者たちも、本や図書館を愛しているのだろうな、ということが伝わってきます。
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としょかんライオン
ミシェル・ヌードセン(さく) , ケビン・ホークス(え) , 福本 友美子(やく)
図書館にライオンがやってきた!人々は慌てますが、メリウェザー館長は「ライオンがいちゃいけないルールなんてない」とこれを許容します。でも、ライオンが吠えたらちゃんと叱ります。そんなある日、倒れた館長を見つけ、ライオンは大声で吠えて皆に危機を知らせます。ルールは破らなきゃいけないときもあるのです。
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ルリユールおじさん
いせ ひでこ(作)
大事な本が壊れてしまったソフィーは、町の人たちから聞いた製本職人であるルリユールおじさんのもとを訪れます。本が修繕されていくなかで、ソフィーはルリユールおじさんと仲よくなり、同じく製本職人だった自分のお父さんのことも思い出していきます。本を愛するすべての人にオススメしたい一冊です。
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フランクリンの空とぶ本やさん
ジェン・キャンベル(ぶん) , ケイティ・ハーネット(え) , 横山 和江(やく)
本が大好きなドラゴンのフランクリン。読んだ物語を皆と分かち合いたいだけなのに、人間からは怖がられ、いつも逃げられてしまいます。そんなある日、フランクリンはドラゴンが大好きな女の子と出会い、一緒に図書館を作ることを思いつきます。読み進めるうちに、フランクリンのことを大好きになれる名作です。
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わたしのそばできいていて
リサ・パップ(作) , 菊田 まりこ(訳)
文字を読むのが苦手なマディが図書館に行くと、そこには犬のボニーがいました。ボニーはマディが読むのにつっかえても笑ったりせず、じっとお話の続きを待ってくれるのです。そんなボニーに励まされ、マディは徐々に本を読むのが怖くなくなっていきます。海外で実際に行われている取り組みを題材にした絵本です。
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この本をかくして
マーガレット・ワイルド(文) , フレヤ・ブラックウッド(絵) , アーサー・ビナード(訳)
戦争が起きて図書館に爆弾が落ちました。たくさんの破れたページが飛び交うなか、一冊だけ無事だった本を宝物にして、お父さんとピーターは町から逃げ出します。僕らに繋がる昔の人たちの話は、金や宝石より大事。ピーターはその言葉を胸に戦争を生き抜きます。物語を彩る美しいイラストにも注目して読んでください。
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