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イヤミスだけじゃない!読後感が独特すぎる湊かなえのミステリー小説
「イヤミスの女王」として有名な湊かなえ。読後に残る、何ともいえない不快感に魅力を感じる人がいる一方、「不快な気持ちになりたくない」と読むのを避ける人がいることもまた事実。そこでここでは、湊かなえの著書の中でも不快感なしで楽しめる感動ミステリーや、しっかりとテーマを打ち出している名作をピックアップしました。
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サファイア 新装版
湊 かなえ(著)
すべて宝石の名前がタイトルになっている短編集です。表題作の「サファイア」は、恋人の突然の事故死をめぐってさまざまな思いが交錯するストーリー。恋人の死は自分がせがんだ指輪が原因なのか?不穏な空気を漂わせながら、物語は次の短編へと続きます。恋人を思う描写など、湊かなえ作品では珍しいシチュエーションも必見です。
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小学生の頃、結衣子の姉である万佑子は、突然行方不明になってしまいます。そうして2年が経過したとき、突如、記憶喪失の状態で万佑子が発見され・・・。無事に保護された姉に対し、違和感を感じる結衣子。はたして目の前にいる姉は、本当に万佑子なのか?「本物の家族とは何か」ということを問うミステリーです。
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