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すぐそばにいる姿の見えない敵。ウイルスに勝つための知恵を学べる名著
つねに我々のすぐそばに潜み、体内に入り込むタイミングをうかがっているウイルス。歴史上でも、物語のなかでも、人類はこの「姿の見えない敵」に怯え、狂気し、そして立ち向かってきました。幾度となく繰り返される戦いのなかで、先人たちはどのような打開策を見つけ出したのか?ウイルスに打ち勝つためのヒントが学べる名著を紹介します。
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2匹のカエルがたどり着いた楽園には、これまでにない新しい病が流行していました。そこで繰り広げられる、カエルたちの悲劇とも喜劇とも取れる行動には、身につまされるものがあります。寓話でありながら日本の未来についても考えさせられる、まさに「現状に警鐘を鳴らす物語」で、混迷の時代にこそ、ぜひ読んでいただきたい小説です。
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ミラノの高校の校長のメッセージでも注目を浴びたこの物語は、イタリアではダンテの「新曲」と双璧をなすほど高い評価を受けている名作です。ミラノで流行るペストに翻弄され、恐怖する人々の姿は、現代の我々と通じるところがあります。今改めて読むことで、合理的に生きることの大切さを実感できる一冊です。
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