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未完の名作『銀河鉄道の夜』の世界に、さまざまな視点で触れることができる本
宮沢賢治の最高傑作にして永遠の未完の名作『銀河鉄道の夜』。豊かなイマジネーションに満ちた「銀河鉄道の世界」に魅了された方も多いでしょう。そんな『銀河鉄道の夜』の作品の世界に、より深く分け入ってみたくはありませんか?ここでは、さまざまな視点から『銀河鉄道の夜』の世界に触れることができる本をピックアップしました。
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少年ジョバンニは、親友カムパネルラとともに軽便鉄道に乗って不思議な銀河の旅をします。本編を読まずして、『銀河鉄道の夜』を語ることはできません。『テガミバチ』の浅田弘幸が手掛けた美しい表紙とともに、まずはジョバンニとカムパネルラの銀河の旅をお楽しみください。
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宮沢賢治はどんなことを思い、『銀河鉄道の夜』を書いたのか?本書は、そんな読者の疑問にわかりやすく答えてくれる一冊です。図解と簡潔な解説で、『銀河鉄道の夜』が書かれた背景を詳しく知ることができます。読後にはもう一度、『銀河鉄道の夜』を読み返してみてください。賢治がこの物語を通じて何を伝えたかったのか、わかるようになるはずです。
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兄のトランク
宮沢 清六(著)
宮沢賢治の弟である宮沢清六が、兄について書いた文章を集めた本です。賢治がどんな人物だったのか、肉親から見た素朴な文章で浮かび上がってきます。突拍子のない行動をしたり、弟思いの一面があったり、人間・宮沢賢治を知ることで親しみを覚えるはず。賢治が何を思いながら生きていたのか、理解の一助になる一冊です。
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カムパネルラの視点から『銀河鉄道の夜』を語り直す、というテーマの小説です。『銀河鉄道の夜』をカムパネルラの視点から描いただけの小説と思いきや、本編ではかなり深い考察が展開されています。カムパネルラが記者に取材を受けていたり、謎の人物が考察を語ったり、凝った構成も楽しい一冊です。
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