ブックキュレーター立命館大学産業社会学部・大学院人間科学研究科教授 宮口幸治
気づかれない子どもたち、忘れられた人々、我々はどう生きる?
障害があっても気づかれず、学校でイジメや、家庭で虐待に遭い追い詰められ、非行に走る子どもたち、大人になると社会や仕事になじめず社会から忘れてしまう生きにくい人たちの現状と、どう生きればいいのか、日々何をすればいいのかのヒントを共有できればと思います
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少年院にいる非行少年の中には学校や家庭で気づかれてこなかった知的障害や境界知能をもった少年たちが大勢いた・・・。知られざる犯罪と知能の関係、およそ7人に1人という境界知能に焦点を当て、学校教育や社会支援のあり方を認知の面から探っていく
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ドイツ強制収容所から生還を果たしたユダヤ人で『夜と霧』(みすず書房)の著者である精神科医ヴィクトール・フランクルによる講演録で、 “人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである”という著者の思想を分かりやすく読むことができる
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1日5分で認知機能を鍛える!大人の漢字コグトレ 医学博士が考案した認知トレーニングで脳を強化!
宮口 幸治(著)
全国の学校ですでに幅広く使われている子どもたちの認知機能面へのトレーニング『コグトレ』の初の大人版。本書は大人も親しみやすい「漢字」を使って効率的に楽しく認知の力を鍛えていく画期的トレーニング本。不注意や記憶力の衰えを感じておられる方、認知症予防に何かに取り組みたい方にオススメです
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悲しみよこんにちは
サガン(著) , 河野 万里子(訳)
フランソワーズ・サガンが19歳で発表した処女作。17歳の少女セシルは、父親とその恋人とともにバカンスを過ごします。しかし、突如とある女性が現れ、物語は波乱の展開へ。一見、自由でアンニュイな人生を愉しむセシルですが、その心の中に抱える悩み、葛藤・・・、そういった目に見えない感情が見事に描かれた作品。
ブックキュレーター
立命館大学産業社会学部・大学院人間科学研究科教授 宮口幸治京都大学工学部卒業、建設コンサルタント会社勤務の後、神戸大学医学部医学科卒業。神戸大学医学部附属病院精神神経科、大阪府立精神医療センターどを勤務の後、法務省宮川医療少年院、交野女子学院医務課長を経て、2016年より現職。医学博士、子どものこころ専門医、日本精神神経学会専門医、臨床心理士、公認心理師。児童精神科医として、困っている子どもたちの支援を教育・医療・心理・福祉の観点で行う「日本COG-TR学会」を主宰し、全国で教員向けに研修を行っている。『1日5分! 教室で使えるコグトレ』(東洋館出版社)、『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮社)など著書多数。
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