ブックキュレーター作家 住野よる
苦しくても今を生き抜く読者さん達の支えになるかもしれない小説
「大切な誰かへのプレゼントとしての本」というご提案をいただいて、最初に浮かんだのが読者さん達の存在でした。今までに自分の本に出会ってくれた読者さん、これから出会ってくれる読者さん、その人がもしそれぞれの理由で苦しんでいたとして、何かの支えになってくれるかもしれないと感じられる本を五冊選びました。
- 147
- お気に入り
- 14063
- 閲覧数
-
生きていく過程で、人を羨んでしまうことがあると思います。自分は持っていないのに、あの人は持っている。自分は選ばれていないのに、あの人は選ばれている。そんな苦渋を日々抱えて生きている人にぜひ読んでいただきたい物語です。持つことや選ばれるということの意味を今一度考えられると思います。
-
小説を読んだ時、孤独感が少しだけ薄れる瞬間があると思っています。自分以外の人生が息づいている瞬間に立ち会えるからであったり、自分と似た考えを持った登場人物に出会えるからなのではないかと思います。この本を読んで、僕は少しだけ寂しさが減ったような気がしました。
ブックキュレーター
作家 住野よる高校時代より執筆を開始。2015年に刊行したデビュー作『君の膵臓をたべたい』が大ベストセラーになる。著書に『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』『麦本三歩の好きなもの』がある
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です