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「ジャズの帝王」と呼ばれた男。音楽家マイルス・デイヴィスの素顔に迫る本
マイルス・デイヴィスといえば誰もが名を知るジャズ・ミュージシャンの大御所。「ジャズの帝王」とも呼ばれていた音楽家ですが、その素顔を知っている人は少ないでしょう。彼の人生は波乱に満ちていて、まさしくジャズと共にあった音楽家であったと言えます。そんなマイルス・デイヴィスの魅力や素顔を知ることができる本を紹介します。
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大のマスコミ嫌いであったマイルスに、ジャズジャーナリストの小川隆夫が単身で踏み込んだノンフィクション。本人への取材と関係者の証言を基に、いちファンとしての視点から偉大な音楽家マイルス・デイヴィスに迫っています。「真実」のみを抽出した、マイルス愛にあふれた一冊です。
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マイルスが自身の半生を赤裸々に語った唯一の自伝。本書は独白というかたちで進行し、まるでマイルスの生の声を聴いているかのような錯覚を覚えるはずです。ジャズ雑誌『スイングジャーナル』の元編集長・中山康樹の翻訳も素晴らしく、帝王の魅力がひしひしと伝わってきます。
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【アウトレットブック】絵でわかるマイルス・デイヴィスの生涯
笹尾 としかず
本書ではミステリアスかつ寡黙なマイルス・デイヴィスの生涯を、味のあるイラストと平易な文章で紹介しています。これからマイルスの音楽を聴きたい、知りたいと思っている方にとって、最適の入門書になるはずです。
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モダンジャズの黄金期、50~60年代のマイルスの姿を追った新書です。タイトルの「青の時代」は代表作『カインド・オブ・ブルー』をもじったもの。マイルスがその創造性をいかにして発揮していったのか、時代や周辺ミュージシャンとの関係を参照に分析しています。
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