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日本美術史最大の謎!突如歴史から消えた写楽の正体に迫るミステリー
江戸時代中期に活躍した浮世絵師・東洲斎写楽の存在は、日本美術史上最大の謎と言われています。実質10ヵ月程度しか活動していないにもかかわらず、その間に残した浮世絵は145点ほど。しかも前半期と後半期で作風が変化しています。素性についてはまったくの謎に包まれている写楽。そんな彼の正体に迫る歴史ミステリーを紹介します。
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主人公は何かと不運の続く浮世絵研究家。今までの学説を打ち破る、写楽の正体を突き止めようとします。本格ミステリーを書いてきた著者らしく、多くの証拠をロジカルに組み立て、写楽の謎に説得力を持たせていくストーリー展開が圧巻です。写楽の正体についてのさまざまな説の検証も、深い読み応えがあります。
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写楽の正体ではなく、いかにして写楽という絵師が生まれ、消えていったかという謎を主軸にした一冊。写楽作品の版元である「耕書堂」の主人で、才能ある絵師を多数育てた蔦屋重三郎が主人公です。重三郎がどのように写楽をプロデュースしていったかを描き、写楽の誕生から失踪までのすべてに説得力を感じることができます。
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