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食事がもっと楽しくなる!奥深い料理本の世界にようこそ
日々の生活の中心にある食事なので、料理本の種類もたくさんあります。レシピ本や料理エッセイ、小説やマンガなど、その取り上げ方だってバリエーションもさまざま。ここでは、そんな料理本の世界に踏み入れる際に、まず読んでみてほしい本をピックアップしました。本を通じて、食事をもっと楽しめるようになるはずです。
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食べたくなる本
三浦哲哉(著)
ひとり暮らしを始めるとき、もっといろいろな料理を作ってみたいと思ったとき、レシピ本にお世話になった方も多いでしょう。本書は、そんなレシピ本や料理エッセイなどを対象にした批評集です。取り上げる料理家は、丸元淑生、有元葉子、辰巳芳子、ケンタロウなど。食への考え方が改められるような、「料理本批評」の本です。
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センセイの鞄
川上 弘美(著)
駅前の居酒屋で、高校時代の恩師と十数年ぶりに再会をするツキコさん。40歳目前のツキコさんと、30歳ほど歳の離れたセンセイ。ふたりは駅前の居酒屋で一緒に酒を飲み、その後、キノコ狩りやお花見などのイベントをともにして仲を深めていきます。等身大の恋愛を、こんな風にお酒を飲みながら味わってみたいと思える小説です。
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酔っぱらいの歴史
マーク・フォーサイズ(著) , 篠儀 直子(訳)
石器時代からお酒を飲んできた人類。本書は人類史における酒エピソードを紹介した、語り口軽やかな論集です。シュメール人や古代エジプト人はどんなお酒を飲んだのか?語られるエピソードは知的でありながら、まるで同僚のお酒失敗談を聞いているようなユーモアも感じる、お酒がもっと好きになる一冊です。
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弁護士・筧史朗と美容師・矢吹賢二の同棲生活を、日々の食事を通して描いたマンガです。1話読み切りが基本スタイルで、史朗の調理シーンにかなりのページが割かれています。食費が月に3万円で収まるよう、食材選びから吟味する姿に共感を覚えるはず。読めば、日々の食事が愛おしく感じられるようになるでしょう。
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