ブックキュレーターhonto編集員
人類は地球の環境を守ることができるか。人類と地球のかかわりを考える本
気候変動やSDGsなど、地球の環境保護を訴える活動が盛んな昨今。地球への負荷を減らす努力は必要ですが、一方で人類という生命は、どこまで地球の環境を保護できるのでしょう。気候変動やSDGsを単なるトレンドに終わらせないためにも読んでおきたい、人類と地球のかかわり合いの現状と未来を語った本を紹介します。
- 8
- お気に入り
- 869
- 閲覧数
-
海や大地、気候に関しての知識を得ることは大切ですが、一方で地球は、それぞれが複雑に絡まり合う巨大なシステムでもあります。本書では地球の歴史に触れながら、海や大地などがどのように関係し合い、生命を作り出したのかという関係性に焦点を当てます。地球の未来と正面から向き合うためには必読な一冊だといえるでしょう。
-
地球の未来を左右するのは、人類の振る舞いである。つまり、これからの社会のありようこそが地球の未来を決定するとしたうえで、重要な要因となるのが人工知能です。では地球の未来を見据えたとき、人工知能の役割はどのようなものになるのか?本書では、人類と人工知能の役割とその変容から地球の未来を構想しています。
-
人工知能を生み出した人類であれば、地球環境だって自由に操作できそうなもの。しかし、本書はその安直な考えに「否」を言い渡します。複雑系科学の紹介を縦糸にする本書は、自然環境において人智が及ぶことなど奇跡的だと主張しています。自然のすべてを把握し、操作することなど傲慢だと暗に示されているかのようです。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です