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食わず嫌いなんてもったいない!現代語訳やマンガから学ぶ古典文学入門
教科書で書名やその一節だけはお馴染みの古典文学。どこか敷居が高く感じてしまうのは、原文が古文や漢文で書かれているからではないでしょうか。だったらまずは、手に取りやすい現代語訳やマンガから入ってみましょう。思いのほか少年マンガのようだったり、現代人と似た感覚を持っていたり、苦手意識のあった古典が急に身近に感じられるかもしれません。
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古文で必ず学習する「枕草子」も、全文を知らない方は多いでしょう。本書は原文の一部と現代語訳、さらに解説つきで、現代人とそう変わらない感情を抱いて暮らしていた清少納言という女性の、豊かで繊細な感受性に彩られた世界観がよくわかる一冊になっています。「わかる!」と思わず叫びたくなるほどの共感が味わえるはずです。
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日本最古の歴史書「古事記」。文章云々よりも、登場する神様が多過ぎることが最大の難関かもしれません。その点、本書ではマンガと図解で重要箇所をピックアップして語られているので、とにかくわかりやすいのが魅力です。文章だけだととんでもない奇行を繰り返す印象の神だって、マンガで描かれることで魅力は爆上がり!
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ちゅう源氏の源氏物語絵巻 京都カワイイ平安古典絵本
ながた みどり(著) , 山本 淳子(監修)
人気者でプレイボーイな光源氏の生き様を描いた現代語訳&コミックは数多く出版されています。ここで紹介するのは、登場人物がみんなねずみになった、珍しくてかわいい絵本バージョン。女性遍歴が膨大で混乱しがちな光源氏の物語を、絵日記風に楽しく見ることができるので、現代語訳を読む準備運動にもぴったり。
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