その力、いる？いらない？特殊な能力を操る者たちの十人十色なストーリー

デビルハンターとして命をつないでいた極貧の少年デンジは、ある事件をきっかけに相棒の悪魔ポチタと一体化し、「公安の犬」として戦うことに。血なまぐさく怒涛の展開が続くこの物語では、その力ゆえに狙われ、戦いを強いられるデンジとその仲間たちの奮闘が描かれています。怖すぎる、痛い、と思いつつも読む手が止まらなくなります。

麻枝准原作によるTVアニメのコミカライズです。5秒間だけ人の身体を乗っ取ることのできる有宇は、その能力を使ってニセ優等生となり志望校に入学。意のままの未来予想図は、ある少女と出会ったことで打ち砕かれることに・・・。能力者多数、想いの連鎖で未来を切り開いていく過酷で壮大なストーリーは、感涙必至です。

他人の考えていることがわかってしまう琴浦さんは、その力のせいで気味悪がられて孤立し続けてきました。転校先の高校でもやはり孤立・・・と思いきや、隣の席の真鍋くんは気持ちに裏表がないうえ、物怖じせず妙にかまってきます。つらい過去を現在進行形で引きずる琴浦さんの笑顔と幸せを、ただひたすら祈りたくなるはずです。

公安に所属する霧香は、猫耳スーツ「C.A.T.s」に変身して戦うスーツアクター。「箱舟」と呼ばれる謎のテロリスト集団も霧香同様に変身するので、真っ向から対抗できる戦力は「C.A.T.s」だけ。かっこいいのに猫耳のせいで少しかわいい「C.A.T.s」を、画面越しに応援したくなるコミックです。

誰もがうらやむ超能力者・楠雄。常識をも変えてしまう力を持っているものの、普段は悟られぬよう能力を制御し、静かに暮らしている・・・はずだったのに、なぜだか楠雄のまわりには妙な人間ばかりが集まってきて!?楠雄のマシンガントークとも呼べる心の声が進行役。笑いに全振りした超能力コミックです。