ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
テロリズム関連の本5冊はこれ!
テロって言葉の響きは戦争っぽいイメージだけど、事件事故など日常にもテロリズムはある!誰もがテロに襲われる危険があるってことだ。そんなテロリズム関連本5冊
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令和時代になってから起きた事件をいくつか取り上げてる。京アニ放火事件、元農水省事務次官による引きこもり息子殺傷事件、川崎私立小学校無差別殺人事件など。この川崎私立小学校事件の犯人は事件直後自殺してしまったので真相は闇の中だが、その後の捜査で犯人はパソコンも携帯も持ってなく、家族も友人知人もいない中、どんな私生活をしていたのか全くのナゾということが判明したという衝撃・・・
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スマホやパソコンなどのネット回線からのサイバーテロが今後世界中でド派手に起こります!という警告本。サイバーテロって言葉はよく聞くけど実際個人に向けてのサイバーテロってなんなの?手間かけて個人情報知って何か得ることあるの?と素朴な疑問あるんだけど、とにかく個人に向けてのサイバーテロに気をつけろということらしい・・・
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テロとはどういう意味か。この本はテロの定義や歴史についてかなり詳しく説明してる。詳し過ぎてこれはもう学術書に近いのかも。近年の海外でのテロ、アルカイダやISISの関係性なども相当詳しく書かれてるので、歴史や戦争に興味がある人にはかなり勉強になるかと思う。
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テロ事件が起こるとメディアはニュースとして取り上げる。このことがテロリストにとってはテロ行為の宣伝効果になるという。まあ確かにそうだろな。とはいえメディア側がテロ事件のニュースを取り上げないことはないので、どうしたものか。とにかくメディアのタブーについても書かれてるのは興味深い。
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1983年にミャンマー訪問中の韓国大統領を狙い、合計21名の死者を出す大惨事となった「ラングーン事件」の実行犯について詳しく説明。実行犯は北朝鮮のテロリストのカン・ミンチョル。彼の証言を元に事件周辺人物に取材をしていくノンフィクション!北朝鮮特殊工作部隊についての実態を暴露しまくる衝撃本。というかここまで暴露したら殺されるでしょ・・・実際死んでしまったけど・・・
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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