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なぜ人はウソをつくのか?さまざまな観点からその心理を解き明かすための本
人は1日に何回もウソをつくのだそうです。もちろん悪意のない、その場を盛り上げるためのウソもありますが、なかには邪悪で、他人を傷つけたり混乱させたりするウソも多くあります。周りの人たちを困らせてしまうのに、なぜウソをついてしまうのでしょう?ここでは、ウソをつく人たちの心理をわかりやすく分析した本を集めました。
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前半は精神科医でもある著者が実際に担当した症例をもとに、後半は戦争などを絡めながら集団での虚偽について書かれていて、人間の持つ悪の本質をつまびらかにしていきます。虚偽や悪に対抗するための方法や、自分が行動する際に気をつけるべきことに触れているのもポイントで、最後まで読めば深い洞察力が身につくはずです。
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自分を守るためにウソをつき、涙を流し、自分が不利になると怒りを爆発される人たちがいます。本書では、そのような人たちの心理状態や行動原理などを、多くの事例を交えつつ解き明かしていきます。被害を受けた人たちの気持ちに寄り添い、勇気も与えてくれる内容なので、人のウソに振り回された経験のある人は必読です。
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虚言癖のある人たち44人という膨大な実例をもとにしつつ、虚言癖とは何か?なぜ嘘をつくのか?について徹底的に分析しています。ウソを悪いことだと非難せず、公平で中立的な視点から書かれているため、「虚言壁のある人たちとどう向き合うか」を考えるきっかけも与えてくれます。著者の真摯な姿勢が垣間見える一冊です。
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ウソやうわさから誤解が生じる過程を、脳科学の観点から説明してくれる一冊。男女におけるウソの気づき方の違いや、適度なウソはリーダーシップを発揮するうえで必要な能力であることなどが記されいて、身近な人間関係のなかで使える対処法も満載です。雑学書としても楽しめるので、心理学に興味のある人にオススメです。
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ついウソをついてしまう。なぜか騙されてしまう。そのような心理のメカニズムについて、精神科医である著者が詳しく解説しています。人のウソを客観的に見つめ、自身がウソをついてしまうときの心の動きも理解することで、ウソに振り回されることはなくなる・・・とのことで、マンガによる具体例も満載の読みやすい名著です。
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