ブックキュレーターhonto編集員
我が子を推理小説好きに!小学生にオススメしたいはじめての推理小説
推理小説好きなら我が子にもそのおもしろさを味わってもらい、あわよくばハマってほしいと願ってしまうもの。しかし、まだ幼い子が複雑怪奇な展開かつページ数の多い推理小説を読み切ることは、大人が思うよりもハードルが高いのです。そこで、物語の展開が理解しやすく、挿絵も多くて読み進めやすい、小学生向きの推理小説をそろえました。
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少々抜けているけれど、「名探偵」を名乗るミルキー杉山。彼のもとには今日も多くの事件が舞い込みます。各巻には2〜4つの短編が収録されていて、どれも「事件編」と「解決編」に分かれているため、途中で自分なりの推理を楽しむことができます。全ページに挿絵があるのも特徴です。謎解きの難易度は、小学校低学年〜中学年向き。
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小4のカケルは、同級生で子役の葉月とパーティーに参加します。そこで行われていたオークションで女優がダイヤを落札すると、会場は急に停電。電気復旧後にはダイヤが姿を消し、カケルたちは事件解決に乗り出します。錯覚を使った謎解きや複数の伏線があり、子どもでも謎解きが楽しめます。ヨシタケシンスケ好きにもオススメです。
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亜衣たちが住む洋館の隣に越してきた夢水清志郎。名刺や表紙に「名探偵」とあるけれど、物忘れはひどいしマイペース・・・そんな「迷探偵」が、天才児を次々と誘拐した怪人伯爵に挑みます。数ページごとに挿絵があって読みやすく、結末も心温まるもの。本は読むけれど推理小説は不慣れという子に手渡したい一冊です。
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ハロウィンにきえたねこ
マージョリー・W.シャーマット(ぶん) , マーク・シーモント(え) , 小宮 由(やく)
大人顔負けの推理をする名探偵のネート。ハロウィンの夜、ネートはロザモンドの消えた飼い猫を探しに行きます。不気味なハロウィンのお祭りのなか、ネートは猫を見つけられるか?複数の伏線やネートの丁寧な推理に子どもは夢中でページをめくるでしょう。挿絵も多くて字も大きいため、初めての推理小説にぴったりな一冊です。
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少年探偵ブラウン 1
ドナルド=ソボル(作) , 花輪 莞爾(訳)
「歩く百科事典」と呼ばれるほど物知りで、鋭い観察眼を持ったロイ・ブラウンがあらゆる事件を解決します。一冊で複数の短い謎解きを楽しめ、最後にロイが丁寧に謎解きをしてくれます。伏線を読み取り推理する力や、自力で謎を解く達成感が得られます。読み聞かせなら低学年、自力で読むなら中学年〜高学年向きです。
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