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パッと見はかわいいけど、実はけっこうヘビー!?一粒で二度おいしいコミック
ここで紹介するのは、かわいらしい絵柄のコミック・・・には違いないのですが、その絵柄と内容が反比例したものばかり。その絵柄とは裏腹に、読んでいると「不穏さ」を感じているはずです。一見ほのぼの、読み込んでみるとヘビーな設定が隠されている「一粒で二度おいしい」コミックを集めてみました。
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泣き虫だけどがんばり屋さんな謎生物「ちいかわ」の日々を描いたコミックです。絵本のような世界観にまったりできる・・・のかと思いきや、読者の心を折りにきているとしか思えないような鬱展開になることも。ハッピーエンドに見えても「もしかしてあの時の○○って××だったの・・・?」と、裏設定に気づく瞬間がきっとあるはずです。
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「遺物」という不思議なアイテムが落ちている人類最後の秘境の大穴「アビス」に挑む少年少女の冒険譚です。ファンタジックな作風ですが、ケガが魔法で治ったりはせず、死んだらそこで冒険は終わりという設定もシビア。絵柄のイメージより遥かにハードボイルドなコミックなので、覚悟してお読みください。
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4人の女子高生が「学園生活部」として校内で寝泊まりする日常系漫画・・・ということ以外、あえて説明しません!そんな、なるべく先入観なしで読んでもらいたい一作。このコミックで「不穏さ」を最も楽しめるのは第1話。かわいい女の子たちがキャッキャウフフとしていながらも、考察勢を飽きさせない魅力があります。
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下町のメイド喫茶で働く少女の、ドタバタな日常を描いたコミックです。ぼーっと読んでいると普通のギャグ漫画かと思うのですが、よくよく読み込んでみると「あれ?」と感じる描写があるはず。その違和感に気づけたら、きっと1巻から読み返したくなります。ゆるく見えて実は伏線だらけなので、連載が終了してからもネット上での考察が続いています。
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