ブックキュレーターhonto編集員
ペンは剣よりも強し!知の自由を求めて思想統制と戦った人たちの物語
読みたい本を読み、書きたいことを書く。そんな当たり前のことが、ある日、突然禁止されたら・・・?ここでは、さまざまな時代や場所で、思想統制や焚書によって奪われた「知る権利」を取り戻すために命を懸けた人々の物語を紹介します。強大な権力を怖れることなく、自らの言葉や信念だけを武器として戦い続けた熱き魂に触れてみてください。
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本書の舞台は、本を読むことも所有することも禁じられた未来社会。焚書を任務とするモンターグは、さまざまな人との出会いを通じて自らの任務に疑問を持ち始め、ついに禁忌である書物を手にすることに・・・。ディストピア小説の傑作でありながら、焦がれるほどの知への情熱と思考の自由をも謳う、書物愛に満ちた一冊です。
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古代ギリシャ時代は、芸術や哲学など豊かな文化が花開いた時代。しかしそこでも、言論の自由が脅かされる事態は起きていました。本書は古代の哲学者ソクラテスの刑死を描いた古典です。権力者たちに疎まれながらも、知をもって若者の未来を拓こうとしたソクラテス。その思いは本書を通して、今も私たちの中に生きています。
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ナチスから図書館を守った人たち 囚われの司書、詩人、学者の闘い
デイヴィッド・E・フィッシュマン(著),羽田詩津子(訳)
歴史教師である著者は、リトアニアで発見された遺物を調査するために首都ヴィリニュスを訪れます。そこはかつて、ナチスドイツによる文化財の略奪・破壊が行われた場所でした。緻密な調査によって明らかになる、自分たちの文化を守るための知識人たちの知られざる戦い。ノンフィクションならではの迫力に圧倒されるはずです。
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