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裁判員裁判から家庭裁判所まで。裁判・法廷を描いたコミック
多くの人にとっては非日常な場所だといえる法廷。そこでは日々、さまざまな事件を巡り、生々しい戦いが繰り広げられています。また、傍聴席から垣間見える人間模様も魅力のひとつで、裁判傍聴が趣味という方も。さらに、裁判員裁判や家庭裁判所での家事事件などは誰もが関係者になる可能性があります。そんな裁判や法廷を描いたコミックを紹介します。
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フリーライターの北尾トロが実際に裁判を傍聴し、印象に残ったものをピックアップしたエッセイのコミカライズ。裁判傍聴マニアの主人公が、法廷内で繰り広げられる赤裸々な人間模様にどっぷりハマっていきます。裁判傍聴の入門書としてもオススメ。実際に足を運んで裁判を見に行きたくなる一冊です。
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『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の作画・松橋犬輔の実弟が、未成年の売春斡旋で逮捕された実話を描いたコミック。実弟の犯罪と逮捕、そして裁判の様子、家族の心情が語られます。裁判傍聴を描いてきた漫画家として、身内の裁判を結審まで晒す決断をした著者のストレスや苦悩が随所から垣間見ることができます。
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地方裁判所に配属された判事補が主人公。配属先である第一刑事部(通称イチケイ)で、変わり者の裁判官たちに翻弄されるさまが描かれています。テレビドラマ化もされていますが、その際には主人公が変更され、裁判官たちの性別も変わっています。ドラマで興味を持った人も、新鮮な感覚で読み進められるはずです。
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裁判員の女神 1 知らずに人を裁くのですか? (マンサンコミックス)
かわすみ ひろし(画) , 毛利 甚八(作) , 井垣 康弘(監修)
主人公は、被害者の心に寄り添うことをモットーとしている女性裁判官。裁判員裁判を舞台に、ある日突然、人を裁く裁判員に選ばれてしまった人たちと、その関係者の人間模様が描かれます。裁判員制度のシステムや流れ、問題点についても詳しく書かれているので、裁判員裁判に興味を持たれた方にオススメの一冊です。
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