ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
人種差別集団「KKK」の暴露本がこの5冊!
アメリカのKKK(クー・クラックス・クラン)という白人至上主義を掲げる、人種差別集団が今でも活動してるのだが、実は今年の4月に「KKKをぶっ飛ばせ!」という黒人がKKKに逆襲するというリベンジアクション映画を全国で公開することになり、改めてKKKというとんでもない差別集団について色々調べてたらもっととんでもなかった!
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クー・クラックス・クラン 白人至上主義結社KKKの正体
浜本 隆三(著)
KKKの誕生から活動内容、現在のKKKについて詳しく説明。そもそもアメリカは秘密結社が多い。フリーメイソン、イルミナティなどアメリカがメイン。KKKは南北戦争時代に発祥したらしく、白人が黒人を捕まえ、火あぶりにして虐殺しまくる、というとんでもない犯罪集団だったと・・・酷すぎる・・・
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トランプ大統領時代に白人至上主義ブームになったらしく、闇に潜んでいたKKKが復活したという都市伝説話であれば面白いのだけど、KKKよりも白人至上主義とはなんぞや、というテーマでかなり真面目な内容なので、タブー本ではありません。
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アメリカが奴隷制を始めてからの歴史本。白人がアフリカの黒人を劣悪な奴隷船に乗せて人身売買したりと非人間的な扱いをしまくってた。黒人解放させてもKKKによる黒人虐殺が全米で巻き起こったり、白人による黒人差別は今も続いてる、という話。
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黒人差別とアメリカ公民権運動 名もなき人々の戦いの記録
ジェームス・M.バーダマン(著) , 水谷 八也(訳)
この本のコピー「ミシシッピ州の知事だった曽祖父は、過激な人種差別主義者だった」という。有名なキング牧師、マルコムXなどカリスマ的な黒人指導者とは別の名もなき黒人ヒーローたちが白人と戦ってきた、という実話。KKKにリベンジするタブー話ではないです。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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