ブックキュレーターhonto編集員
人と動物の真剣勝負!シビアな狩猟の世界を描いたコミック
スーパーに行けば当たり前のように食肉が手に入る現代の日本では感じづらいことですが、動物の肉を手に入れることは本来決して簡単なことではありません。古来より人類は「狩猟」を通して、動物たちと命懸けの知恵比べをしてきました。それは文字通り弱肉強食の世界。ここでは、近代の日本で「狩猟」に生きる人々の姿を描いたコミックを紹介します。
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アイヌ人が隠した莫大な金塊を巡る、謎解きと戦いを描いたコミックです。人間同士の争いだけでなく、人間と動物の戦いを描くシーンが多いのも本作の特徴。主人公一派は広大な北海道でサバイバル生活を送りながら、ヒグマ、ラッコ、アザラシ、リスといった動物を狩って食料とします。狩猟と生存が直結したシビアな世界観が魅力的です。
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実際に狩猟を行っている作者の体験談をもとにしたレポ漫画。コミックにする上で多少のフィクション要素を盛り込みつつも、「狩猟や食のシーンに関してはほぼ事実です」と明記されているだけあって、狩猟の楽しさも難しさもリアリティたっぷりに描かれています。猟銃免許を持つ稀有な漫画家だからこそ描ける、狩りの世界をお楽しみください。
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伝統的な狩りの手法である「鷹狩」をテーマにしたコミック。「鷹は獲物を狩るだけで持ってきてはくれない」「鷹匠は木の枝になりきっている」など、知っているようで知らなかった鷹狩の世界を垣間見ることができます。そもそもどうして、鷹を狩りに使うことができるのか知らない人も多いはず。理由が気になる方は、ぜひ本作をチェック!
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