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親から子へぬくもりを手渡す。中川李枝子✕山脇百合子の名作絵本
「ぐりとぐらシリーズ」をはじめ、子どもたちを魅了する数々の絵本を著している作家・中川李枝子と、その妹の画家・山脇百合子の姉妹コンビ。ほのぼのとやさしい色合いの絵と、子どもたちの夢を広げてくれる空想＆ユーモアに満ちたお話が魅力です。時代を超えて愛される名作ぞろいの作品の中から、親から子へと手渡したい絵本を集めました。
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ぐりとぐら
中川 李枝子（さく） , 大村 百合子（え）
お料理することと食べることが大好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で見つけた大きな卵でカステラを作ることにします。熱々のカステラの湯気や甘い匂いまでが伝わってくるような臨場感に、巨大な卵の殻の活用法など、ワクワクする場面が盛りだくさん。心に幸せの種をまいてくれる、子どもたちに語り継ぎたい不朽の名作です。
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そらいろのたね 改訂版
中川 李枝子（さく） , 大村 百合子（え）
ゆうじの模型飛行機が欲しいきつねは、自分の持っている空色の種と交換してもらいます。ゆうじが空色の種をまくと小さな家が生えてきて、あっという間にお城のような大きさに！それを見て惜しくなったきつねは、空色の家は自分のものだといって取り返そうとしますが・・・。納得のラストが笑顔にしてくれる一冊です。
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たんたのたんけん 改訂版
中川李枝子（著） , 山脇百合子（イラスト）
誕生日に1通の手紙を受け取った、たんた。中に入っていた地図を見て「宝の地図だ！」と大興奮。帽子と望遠鏡と地図を手に、たんたは探検に出発します。その旅の最後に待っていたものは・・・。ワクワクしつつ大笑いしたあと、ほっこりさせてくれる結末。読後にはきっと、いつもの道や公園が少し変わって見えるでしょう。
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森おばけ
中川 李枝子（さく） , 山脇 百合子（え）
森に住んでいたおばけ一家が、ある日、小学校1年1組の教室に引っ越してきます。こっそり授業をのぞいたり、遊びに加わったりして楽しくやっていましたが、おばけたちに学校はちょっとにぎやかすぎて・・・。おばけ一家と子どもたちの交流が生き生きと描かれ、不思議と心も落ち着く、ベッドタイムにぴったりの絵本です。
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いやいやえん 童話
中川 李枝子（さく） , 大村 百合子（え） , 子どもの本研究会（編集）
なんでもイヤ！と反抗していたしげるは、イヤなことはせず好きなことだけすればいい保育園「いやいやえん」に連れて来られます。エプロンをかじったり、指をなめたりと、やりたい放題の子どもたち。けれども、しげるの心は晴れず・・・。子ども心の裏をかくユーモアとウィットが光る、永遠のロングセラーです。
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