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「緊急事態」に何を思い、何を描く!?コロナ禍を舞台にしたミステリー小説
新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、当たり前だった日常に大きな変化をもたらしました。緊急事態宣言、三密、在宅勤務など、生活のみならず、仕事のあり方にも変化が・・・。このような状況に対して、物書きのプロたちはどう向き合い、どう作品に取り入れたのか?ミステリー小説を中心に紹介します。
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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
東野圭吾(著)
中学教師が殺され、その娘とマジシャンの叔父が独自に捜査を行い、真相を探ります。コロナ社会の新常識を巧みに取り入れた物語や展開はさすがのひと言。クセのある叔父のキャラクターが新たな名探偵の誕生を予感させる、安定感と安心感のある東野圭吾による王道エンタメ・ミステリーです。
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クルーズ船から始まるパンデミック、後手後手に回る政府の対応。海堂尊お馴染みの田口・白鳥コンビをはじめとする面々が勢ぞろいし、活躍します。間違いなくフィクションですが、政治・政府への痛烈な風刺と批判を交え、医師のリアルな視点からコロナ禍を描いたノンフィクション風の小説です。
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