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はじめての哲学にぴったり!「大づかみ」哲学入門書
哲学とは、自分の頭で考え、答えを出す学問。これからの時代に必要不可欠な能力です。しかし、哲学は前の時代の思想を発展させるかたちで連なります。哲学者同士のつながりや歴史的な背景がわからないと、なかなかその本質が見えてきません。初めて哲学に触れる方に読んでほしい、「大づかみ」に最適な入門書を集めました。
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哲おじさんと学くん 世の中では隠されているいちばん大切なことについて
永井均(著)
みんなが「当たり前」と感じることが不思議で仕方ない学くん。でも、先生や友達は学くんの疑問そのものが理解できません。そんな学くんの疑問に向き合ってくれるのは、哲おじさんだけでした。哲おじさんと学くんの議論を通じて「隠されている大切なこと」について考える、読書しながら「哲学」できる本です。
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西洋哲学史 再訂版
岩崎 武雄(著)
1952年に初版が刊行された本ですが、その価値は未だに色褪せません。古代哲学から近世哲学までが網羅された、哲学を学ぶうえでの必読書。最初から最後まで、一度に読み通そうとすると難しいと感じるかもしれません。勉強を重ねながら、繰り返し開くことで理解が深まる一冊です。
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哲学用語図鑑
田中 正人(著) , 斎藤 哲也(編集・監修)
「聞いたことはあるけど意味はよくわからない」という哲学用語を、かわいいイラストと図でわかりやすく解説しています。難解な哲学用語を視覚的に理解できる、まさに哲学の「図鑑」。「最初の哲学者」と呼ばれるタレスから近代まで続く西洋哲学の流れを、ざっくりつかむことができます。
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ヨーロッパ思想入門
岩田 靖夫(著)
西洋哲学の基礎は、ギリシャ思想とヘブライズムにあります。歴史的な背景を知れば、当時の人々が抱いていた哲学的問題への理解も深まります。本書は「ギリシャの思想」「ヘブライの信仰」「ヨーロッパ哲学」の3章を通じ、西洋的な思想や信仰と西洋の哲学を同時に学べる一冊です。
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