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かつて14歳だったあなたへも。生き方のヒントをくれる中学生にオススメの本
世の中には、13歳や14歳の中学生に向けて書かれた生き方の本が数多く出版されています。作家が趣向を凝らして、平易な言葉で表現した人生指南本は、生き方や働き方に悩みを抱える大人にとってもヒントがいっぱい。ここでは、中学生向けだけど悩める大人にも読んでほしい本を集めました。
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著者が中学生向けに行った授業の経験をもとにした一冊。「おもう」「分かる」「考える」「読む」「書く」「聞く」「話す」など、素朴な動詞の意味を問いながら、大人になることの意味を考えていきます。池田晶子の名著『14歳からの哲学』を下敷きにした、新しい人生の教科書です。
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1937年に書かれた歴史的名著のコミカライズ。80年以上前の言葉にもかかわらず、勇気、いじめ、貧困、格差、教養など、今なお重要なテーマが描かれています。よりよいあり方を模索し続けるコペル君とおじさんの姿勢から、指針にしたくなる言葉がたくさん見つかるはず。漫画なので、活字を追えない気分の時にもオススメです。
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敗戦経験を軸に、やさしい表現でさまざまな問いを中学生に投げかける一冊。社会問題に始まり、宗教、戦争、国家観に至るまで、大人でも容易に論ずることのできない問いをずらりと並べています。発売から10年近く経つ今なお、答えの出ない問題も。「大人よ、しっかり考えているか?」という著者の声が聞こえてきそうです。
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理学博士である著者が、児童文学の主人公たちから「ふつうのおんなの子」像を取り出し、そこから見えてくるものを語る自伝的なエッセイ。登場するのは個性的で、魅力的な少女たちばかり。タイトルを見て、「ふつうのおんなの子って何?」と不思議に思った方にはぜひ読んでほしい一冊です。
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