ブックキュレーターhonto編集員
無限の空想で絵本の地平を切り拓く。はじめての絵本作家・junaidaの世界
果てしない空想を自由に表現し、まったく新しい絵本を次々と生み出しているアーティスト・junaida。見る者を一瞬で惹きつけるイラストの美しさ、そしてページを開くたびに発見がある細やかな描写に魅了されること間違いなし。従来の「絵本」のカテゴリーには収まりきらない、その唯一無二の世界に浸ってみてください。
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街どろぼう
junaida(著)
山の上に1人きりで住む巨人が、ある夜ふもとの街に下り、一軒の家をこっそり持ち帰ります。周囲に人を増やしても、寂しさから逃れられない巨人。彼の空っぽの心を満たしてくれたのはいったい・・・。美しい絵に魅せられながら読み進めるうち、「本当に大切なものは?」とじんわり考えさせてくれる。そんな小さくも豊かな物語です。
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の
junaida(著)
「わたしの」「お気に入りのコートの」「ポケットの中のお城の」と、日本語の「の」を媒介として無限につながる、時間も空間も超える旅。次の展開が気になって、どんどんページをめくりたくなる絵本です。子どもはもちろん大人も一瞬で引き込まれ、空想の世界に連れて行かれること請け合いです。あっと驚くラストもお楽しみに。
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Michi みち
junaida(著)
両表紙でどちらからも読み始められる文字のない絵本。片方から開くと男の子が、反対側からは女の子が旅をしています。一枚ごとにガラリと変わる個性的な街の描写に想像力をかきたてられ、引き込まれます。やがて絵本の中間地点で男の子と女の子は・・・。読者を空想の世界に連れて行ってくれる一冊です。
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怪物園
junaida(著)
たくさんの怪物を乗せて長い旅を続ける、動く怪物園。ある夜、園から次々と怪物が飛び出し、暗い街を行進し始めます。外で遊べない子どもたちは家の中で空想の世界へ・・・。現実と空想が逆転する不思議で世界とユーモラスな怪物たちの姿が愛おしく感じられるチャーミングな絵本です。
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イーハトーボ 01
junaida(著) , 宮澤 賢治(著)
「セロ弾きのゴーシュ」「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」など、宮澤賢治の名作をモチーフとしたイラストに、原作の文章が添えられています。絵の中の人物や動物たちが生きる人生のストーリーを想像させる、繊細で緻密な絵に思わず見入ってしまうはず。何度読んでも、新たな発見に出会うことができます。
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