ブックキュレーターhonto編集員
ビートルズがいた時代とは?影響を受けた人々からその偉大さを感じられる本
音楽好きのなかには、「ビートルズと同じ時代を過ごしたかった」と思う方も多いでしょう。音楽だけでなく、ファッション、生活、思想などのあらゆる価値観を変えたと言われているビートルズ。ここでは、リアルタイムでビートルズを体験した人々の想いが詰まった、多様な本をそろえました。文章からあふれ出る「あの時代」の空気を、ぜひ感じてみてください。
- 3
- お気に入り
- 488
- 閲覧数
-
喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
松本 隆(述) , 山下 賢二(著)
「自分たちのペースで好きにやる」ことをビートルズから学んだ作詞家の松本隆。彼の心に根づいた信念や行動には、人を引きつける光があります。「俺は違うんだ」という強い自我や、ど真ん中の豪速球で勝負する潔さ。まるで目の前で人生相談をしてくれているような、言葉の温かさに包まれる一冊です。
-
気がつけばビートルズ
藤本 国彦(著)
中学生のときビートルズと出会い、「ビートルズで飯を食うこと」を目指した作者が、長年にわたって続けてきた旅とレコード収集の記録です。「自分の目は自分にしか覚ますことができない」というジョン・レノンの言葉を胸に、ひたむきにビートルズを愛する人生が印象に残ります。宝石箱のように輝く、好きなことへの情熱に満ちた旅行記です。
-
東京から遠く離れた片田舎に住む中学2年生の喜久子。ビートルズはがらんどうのような彼女の心を満たし、孤独感を癒してくれる存在でした。大人になる苦しさや自分と向き合う痛みを抱えながら、ビートルズに会うために、喜代子は東京に向かいます。少女の切ない想いが涙を誘う小説です。
-
ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック Once Upon A Time In England…
ピーター・バラカン(著) , 若月 眞人(構成・文)
ブロードキャスターとして活躍する著者の、強烈な音楽体験。60年代のロンドンで多感な時期を過ごし、好奇心のおもむくまま、さまざまな音楽に出会います。珠玉の音楽とともに紹介されるエピソードは読み応え十分。ビートルズをきっかけに、巨大なミュージックツリーが作られていく当時の雰囲気を体感できる良書です。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です