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純文学からSFまで幅広いジャンルを横断!はじめてのチョン・セラン
2010年から活動している韓国人作家、チョン・セラン。デビュー作はファンタジーでしたが、その後は純文学やSF、ホラーまで幅広いジャンルの小説を生み出しています。素朴な文体が特徴で、読みやすさも魅力の一つとして挙げられるでしょう。ここではドラマ化もされた長編から短編集まで、はじめてのチョン・セランに打ってつけ小説を紹介します。
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主人公のアン・ウニョンは、霊能力を持つ養護教諭。新しく赴任した高校にはなぜか次々と邪悪な存在が現れます。彼女は生徒を守るため、おもちゃの剣とBB弾の銃を武器に奮闘することになります。奇抜な設定と人間味あふれるキャラクター、心温まるストーリーが魅力的な小説です。Netflixでドラマ化もされました。
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アンダー、サンダー、テンダー
チョン セラン(著) , 吉川 凪(訳)
映画業界で働き、友人や家族の動画を撮ることを習慣とする「私」の視点で描かれる物語。現在と過去が交錯し、彼女や友人たちの抱える傷が丁寧に描かれていきます。理不尽なことや、耐えられそうにないことばかりが起こる世界で、それでももがいて前に進もうとする彼らの姿が眩しく写ります。
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