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正義も悪もひっくるめて人間を描く!はじめて方にオススメの柚月裕子の小説
柚月裕子は、『臨床真理』で「このミステリーがすごい!」の大賞を受賞してデビュー。うまく生きることができない、いわゆる「クズ」や「ろくでなし」といったはみ出し者を描くのが上手でよく作中にも登場し、リアルな内面描写とともに作品世界を彩り、創り上げています。そんな、人間を描くことに長けた柚月裕子のオススメ小説を紹介します。
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元弁護士で美貌の女探偵・涼子と、その助手である貴山の活躍を描いた短編集。柚月裕子の他作品と比べるとテイストは軽く、爽快・痛快な短編が並ぶ読みやすいシリーズで、読後感もスッキリ。2023年には天海祐希、松下洸平のコンビでドラマ化もされた人気作です。読めば著者の違った一面を垣間見ることができるでしょう。
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