自分を伝える。これからの時代で最大の武器になる「話す力」を磨くための本

初対面の人との話し方がわからない。なぜか相手を怒らせてしまった。そんな話すのが苦手な方にオススメしたいのが本書です。話す力は「スキル」ではなく「メンタル」だと著者は言います。簡単に話せるようになるコツ、コミュニケーションの達人だけが知っている３原則など、ノウハウも満載。話し方を変えたいと思っている方、必読です。

ギクッとさせられるタイトルの著者は、『話の面白さとは構成である』と言い切るテレビ番組の放送作家。「フリ」と「オチ」、つまり話す順番は、お笑い芸人だけでなく、普通の人の会話においても意識すべきだと教えてくれます。テーマの見つけ方や話の組み立て方など、話をおもしろくする具体的なテクニックが満載です。

「会話」とはいかなる行為なのか・・・そんなことを考えたことはありますか？目的はコミュニケーション（気持ちを伝えること）と マニュピレーション（相手を動かす＝操ろうとすること）だと定義し、その本質に迫ります。『ONE PIECE』『うる星やつら』など、人気マンガのシーンから登場人物の真意を読み解こうとする試みも必読です。

これからの時代において「話すこと」は最も重要な要素。そう主張する著者は、年間1000万人以上が使っている日本最大級の音声配信プラットフォーム「Voicy」の創業者・緒方憲太郎。とはいえ、アナウンサーのように正しく話すだけでは心に響かないのも事実。魅力的な話し方を実践するためのコツを知ることができる一冊です。

話が長い、そのわりに何を言いたいのかわからない・・・。本書は、そんな困った話し方をしないための重要な気づきを与えてくれます。「伝える」ために最も大事なことはなんなのか。ソフトバンクの孫社長にも認められたヤフーアカデミア学長の伊藤羊一から、その「極意」が学べる一冊です。