ブックキュレーターhonto編集員
はじめての読書感想文にぴったりな絵本&児童書
夏休みの宿題で読書感想文に悩まされた経験や、お子さんの読書感想文が終わらなくて困った経験はありませんか?いきなり本の感想を書きなさいと言われても、子どもは戸惑ってしまうものです。そこで、読んだあとには思わず自分で感想を考えずにはいられない、読書感想文にぴったりの児童書を紹介します。
- 0
- お気に入り
- 454
- 閲覧数
-
おかあちゃんにきんメダル!
いどき えり(さく) , おしの ともこ(え)
学校の授業参観の日、1年生のぼくは友達に自分のお母さんをバカにされ、人生で初めてお母さんの障害を恥ずかしく感じるようになります。お母さんの気持ち、主人公のぼくの気持ち、そして友達の気持ちの流れが丁寧かつ端的に描かれているので、小学校低学年でも理解しやすいお話です。障害や差別の問題について考えるきっかけになる一冊です。
-
それで、いい!
礒 みゆき(著) , はた こうしろう(イラスト)
絵を描くことが大好きなきつねは、ある日、先生に勧められて展覧会のためにすごい絵を描こうと心に決めます。でも、描いても描いてもすごい絵が描けず、しまいには絵を描くことがつらくなって・・・。大好きな趣味や夢中になっていることがあるお子さんにピッタリな一冊。読後、他人の評価よりも大切なものは何か考えずにはいられません。
-
ええことするのは、ええもんや!
くすのき しげのり(作) , 福田 岩緒(絵)
マナブは偶然困っている車椅子のおじさんと出会い、助けてあげることにします。すると周囲の大人が褒めてくれたのですが、人通りが減るとがんばっているマナブに声をかける人はいなくなり・・・。ボランティアとは何か、人を助けることはなんのためなのか、1人では気がつきにくい自分の気持ちと出会える一冊です。
-
アレクサンダとぜんまいねずみ ともだちをみつけたねずみのはなし
レオ・レオニ(著) , 谷川 俊太郎(訳)
ねずみのアレクサンダは、ぜんまいねずみのウィリーをうらやましく思っていました。でもアレクサンダはウィリーと仲よくなるうちに、ウィリーを大切に思うようになります。しかし、おもちゃのウィリーは捨てられてしまうことになり・・・。友達たちという身近なテーマが描かれているので、自分のことに置き換えながら楽しく読むことができるでしょう。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です