ブックキュレーターhonto編集員
古典文学からノンフィクションまで!古今東西の有名作品を気軽に読めるマンガ
有名作品を気軽に読めるマンガを紹介します。古典から近現代の小説、海外のノンフィクションまで幅広いラインナップです。難しい内容や古文もマンガなら粗筋をつかみやすく、すいすい読めます。子どもや読書ビギナーの大人も楽しく有名作品に親しめて、物語のおもしろさを感じられるでしょう。文学の入門編としてオススメのマンガばかりです。
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坂口安吾『桜の森の満開の下』やトルストイ『イワンのバカ』などの有名作品が、それぞれ約10ページのコミックに要約されています。新美南吉『ごん狐』をはじめ、子どもにおなじみの作品も掲載。独特なタッチの絵が、不思議と各作品にマッチしています。粗筋だけ知りたい方、本選びの参考にしたい方にオススメです。
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1854年にアメリカで出版された『森の生活』を漫画化。森に建てた小屋にひとりで暮らした2年2ヵ月の記録です。森の生活でソローが得た気づきや教訓が、シンプルな線で表現されています。原書は哲学的で難解ともいわれますが、本書では読みやすい構成に変更しています。マンガのあとに原書を読むと理解が深まるはずです。
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現存する日本最古の書物『古事記』のうち、上巻をマンガでまとめています。「天岩戸」「天孫降臨」をはじめ、有名な神話を紹介。全321柱も登場する神様は、いずれもかわいらしいキャラクターで親しみが湧きます。「古事記と日本書紀の違い」「全国に祀られている古事記の神様」「神様系図」などの豆知識も読み応え十分です。
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日本三大随筆のひとつ、鎌倉時代に綴られた鴨長明『方丈記』が漫画で描かれています。大火や大地震などの災害、遷都の混乱や飢饉の悲劇が記録されており、「日本最古の災害文学」というのも納得。全編にわたって無常観が滲んでおり、人の世のはかなさを感じずにはいられません。現代日本との共通点も多く見つかるでしょう。
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清少納言『枕草子』をユーモアたっぷりのマンガに仕立てた一冊です。察しの悪い元夫、わざわざ昔の女性の話をするデリカシーのない男性についての品評は辛辣で、思わず笑ってしまいます。『枕草子』を書くきっかけ、当時の貴族社会や紫式部との関係について解説されていて、原文も掲載。平安時代の生活や文化を身近に感じられます。
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