宝塚歌劇団が好きな方、必読！歌劇を題材にしたオススメのコミック

もし宝塚歌劇団の男版があったら・・・という妄想を、そのまま形にしたコミックです。男役に憧れて入ったつもりが女役になってしまった主人公が、理想と現実の壁にぶつかりながら一人前の舞台人へと成長していくストーリー。元宝塚トップ娘役が推薦文を寄せるほどのリアリティある世界観。少年たちの姿に心を打たれ、応援したくなります。

舞台を夢見る女の子たちが集まる淡路島歌劇学校。まだ心も幼い少女たちの憧れ、嫉妬、葛藤、悩み・・・思春期なら誰もが抱いたことのある感情を歌劇学校と少女たちを通して見つめることができます。1話ずつ登場人物が変わるオムニバス形式ですが、ゆるやかに物語がつながっていくので読み返すたびに新しい発見があるかもしれません。

宝塚歌劇団が大好きな方、今何かに夢中になっている方にとっては共感の嵐が止まらないコミックエッセイ。宝塚歌劇団にハマった著者がヅカオタ（宝塚歌劇団を愛するファンの名称）になってから180度変わった世界、オタクの日常をおもしろおかしく描いています。宝塚歌劇団を知らない方でも、新しい世界の扉を開けるはずです。

大正時代に設立され、未婚の女性だけで構成される「紅華歌劇団」。その一員として舞台へ立つことを夢見て、音楽学校を舞台に少女たちの熱い想いが交錯します。音楽学校に合格した少女たちでさえもコンプレックスや劣等感に悩まされていて、最後まで諦めない人間臭さに魅了される青春スポ根ストーリーです。

男性のみで「男役」と「女役」を演じる「劇団椿座」は日本有数の劇団。その研究生養成課がある高校で、かつて脚本家を目指していた八野田葉一と女性のような容姿をしている林真檎との出会いから物語は始まります。研究生たちの姿を通して、演じることの楽しさや難しさなどリアルな演劇の世界に触れることができます。