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井上理津子
いのうえりつこ / ノンフィクションライター
ノンフィクションライター。奈良市生まれ。大阪で働きはじめ、タウン紙記者を経てフリーランスに。2010年から東京に住み、ウロウロしている。新著に『師弟百景』(辰巳出版)。他に『さいごの色街 飛田』(筑摩書房、のち新潮文庫)、『葬送の仕事師たち』(新潮社)、『絶滅危惧 個人商店』(筑摩書房)、『いまどきの納骨堂』(小学館)、『大阪ぶらり味な店めぐり』(産業編集センター)など。公式HP → https://inoueritsuko.com
冬森灯
ふゆもりとも / 小説家
第1回おいしい文学賞(ポプラ社)にて最終候補。2020年『縁結びカツサンド』にてデビュー。他の著書にキリンビール公式note×ポプラ社とコラボした『うしろむき夕食店』。美術検定1級。Bunkamuraドゥマゴ文学賞のホームページにて、芸術と食をテーマにしたWEB書き下ろし小説『うつくしき一皿』を公開中。https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/tsukushi/
佐野亨
さのとおる / 編集者・ライター
編集者・ライター。東京のひがし側で生まれ、幼少期は所沢、その後は横浜で育つ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒業後、出版社勤務を経てフリーランスに。映画とまちあるきをテリトリとする。著書に『ディープヨコハマをあるく』(辰巳出版)、編著書に『心が疲れたときに観る映画 「気分」に寄り添う映画ガイド』(立東舎)など。東京・京橋の国立映画アーカイブでは客員研究員を務めている。
artscape編集部
あーとすけーぷへんしゅうぶ /
美術館・アート情報のWebマガジン。DNP大日本印刷の文化活動の一環として1995年にスタートした、美術館・博物館と生活者を結ぶメディアです。毎月1日、15日号発行。サイト内の「カタログ&ブックス」のコーナーでも、アート・デザイン・建築分野の書籍や展覧会カタログを紹介しています。https://artscape.jp/
小沼敏郎
こぬまとしろう / マルチクリエイター / ビジネスプロデューサー / 作家
ビジネスプロデューサー / マルチクリエイター / 実業家 / 作家
グローバル企業から、ベンチャー企業、大学、官公庁、法律事務所まで多岐にわたる分野でトータルプロデュース、ブランド構築、クリエイティブ・ディレクション、経営マネジメント、戦略アドバイザリーなどを手掛ける。絵本作家の顔も持つ。
Konuma & Co., Ltd. CEO
株式会社HIS Executive Producer、戦略顧問
POLA R&M 特別顧問
TOKYO MIDTOWN HIBIYA BASEQ Business Developer
SAKURA法律事務所 Management Director
叶井俊太郎
かないしゅんたろう / 映画プロデューサー
(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
山野辺太郎
やまのべたろう / 小説家
1975年、福島県郡山市生まれ。父の仕事に伴い、東京・高円寺や秋田市で暮らしたのち、宮城県仙台市で育つ。仙台二高で鬱屈した高校生活を送るなか、太宰治に傾倒。小説を書きはじめる。東京大学文学部・同大学院でドイツ文学を専攻。18世紀ドイツのシュトルム・ウント・ドラング時代の劇作家ヤーコプ・レンツを研究対象としたが、行き詰まりを感じ、しばらくインドに遁走するなどした。出版社に入社し、国語教科書の編集者として勤務。会社勤めのかたわら、小説の執筆を続ける。2018年、『いつか深い穴に落ちるまで』で第55回文藝賞を受賞。以後、『孤島の飛来人』などを発表。https://yamanobe-taro.jp
有川真由美
ありかわまゆみ / 作家・写真家
作家・写真家。鹿児島県出身。台湾国立高雄第一科技大学応用日本語学科修士課程終了。化粧品会社事務、塾講師、科学館コンパニオン、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、フリーカメラマン、新聞社広告局編集者など、多くの職業経験を生かして、働く女性のアドバイザー的な存在として書籍や雑誌などに執筆。46ヵ国を旅し、旅エッセイも手がける。
石田光規
いしだみつのり / 早稲田大学文学学術院 教授
東京都立大学大学院社会科学研究科単位取得退学。博士(社会学)。大妻女子大学専任講師、准教授、早稲田大学文学学術院准教授を経て2016年より現職。孤立やつながりづくりなど、現代社会の人間関係に焦点をあてて研究をしている。著書として『「人それぞれ」がさみしい』(ちくまプリマー新書、2022年)、『友人の社会史』(晃洋書房、2021年)、『孤立不安社会』(勁草書房、2018年)、『つながりづくりの隘路』(勁草書房、2015年)など多数。2021年11月から内閣官房孤独・孤立対策担当室『孤独・孤立対策の重点計画に関する有識者会議』委員。
矢内裕子
やないゆうこ / 編集者・ライター
文筆家ときどき編集。東京都文京区育ち。出版社で書籍編集者として勤務後、独立。担当した本に角田光代『古本道場』、三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』、いとうせいこう『ボタニカルライフ』など多数。著書に『落語家と楽しむ男着物』、萩尾望都さんとの共著『私の少女マンガ講義』がある。現在、橋本治さんへのインタビュー集を準備中。note:https://note.com/yanaiyuko
村上智基
むらかみともき / 書籍PR・パブリシスト
書籍専門のPR・パブリシスト。鳥取県境港市出身。ダ・ヴィンチ編集部にアルバイトで潜り込み、その後編集、広告営業を担当する。2017年5月より書籍PRに従事。バンドマン時代は旅ばかりでしたが、気がつけば東京で本まみれに。2017年生まれの娘と2022年生まれの息子の育児中。好きな作家は池澤夏樹だけれどジャック・ケッチャムも好き。WEB本の雑誌「作家の読書道」の編集も担当しています。https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/
長至巳
ちょうよしみ / 楽工社 営業部
1963年生まれ。出版と書店に関わる仕事を始めて四半世紀を超えました。ちょっと長い無職期間を抜け出し昨春(2017年)より業界復帰、現在は飲食に関わる翻訳書の出版社に勤めております。出身が茨城県で、大学が京都市で、地方出張も多い仕事のおかげで、日本の中で未踏の都道府県は宮崎県のみになりました。好きな作家・山田風太郎。別名で『1985』という小説を上梓したことがあります。あの『1Q84』より10年前に。
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それでも心揺さぶられ続ける「昭和の大江健三郎」
高名なノーベル文学賞受賞作家でありながら、というより、あるがゆえか? もしくは難解な文体、社会的発言や家族問題が前のめりでクローズアップされ過ぎるゆえか? あまたの読書人たちから大江健三郎は「何となく過小評価され、何となく読むのをためらわせる」書き手に位置付けられているように思えます。そこで、いったんは先入観を脇に置いて、シンプルに作品そのものと向き合うことをお薦めします。かつて僕がむさぼり読んで、今なお心揺さぶられ続ける小説五編を、あえて「昭和」シバリで「令和」のあなたに。
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世の中にたえて野球のなかりぜば!
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