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紙の本
良いですね
2024/04/28 16:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
梅安シリーズ未読なのですが、その先駆けとなる9篇とのことなので読んでみました。 恋文が良かったですね。
電子書籍
やっぱり読みやすい
2017/02/27 15:42
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投稿者:よいふろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
池波正太郎の時代小説は、堅苦しくなく読めるものだと思う。短編なので、すぐ読めるし、まわりくどい描写もありません。自分の育ての母親が、再婚したのに嫉妬して、母親を殺してしまった青年が、後にその再婚相手の旦那さんの弟子になるというのは、今の時代では考えられないなと思いましたが、昔はこういったことがあったのかな。
紙の本
金ずくで人を殺す殺し屋でも飯も喉に通らないこともある。それが人間くさい。だからこそ読者は殺し屋になれる
2015/11/24 16:23
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投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る
池波正太郎の殺し屋ものの魅力は、冷血な殺し屋の中に熱く流れる血を描いていることだろう。
そのために、感情移入など出来ないはずの殺し屋の中に人間を見、作品を読むものは、たちまち自分が殺し屋と一体になってしまう。
金を受け取り人を殺める。
依頼人を聞かず、理由を聞かず、ただ金を受け取り殺しを引き受ける。
そういう冷徹な殺し屋に人間味を与えているのが、殺しを行う際の行動だ。
まず、殺す相手をじっくり見極め、確実に殺せるときを見計らわなければいけないから、急ぎの殺しを引き受けない。
また心のどこかに嫌な気持ちが少しでもあるときは、殺しを行わない。
気持ちに少しでも隙があれば、たちまち身の破滅になりかねないからだ。
そう言う慎重さが、殺し屋をして人たらしめ、読むものの気持ちを殺し屋と一つにさせる。
そういう殺し屋たちの生態を読んで、以前読んだエッセイ【私の仕事(下)】(『日曜日の万年筆』に収録)で、以下のようなことを語っているのを思い出した。
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『仕掛人・藤枝梅安』のシリーズへ出て来る彦次郎という仕掛人を書いていて、明日は、ある男を暗殺しなくてはならぬという前の晩に、独り身の彦次郎が、夜食をとろうとするシーンを書いた。
ところが、そのときの私は彦次郎の神経になりきっているから、明日の仕掛を思うと飯を食べる気にならなくなってくる。
そこで彦次郎は、生卵を三つ、のみこんでから蒲団へもぐりこんでしまうことになる。
これとても私は、書いている時は飯を食べさせるつもりでいたのだ。ところが、いざとなると、書いている男が飯を食べる気になれなくなってしまうのである。
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たとえ殺し屋といえども、人を一人殺すと言うことは、とてつもないエネルギーのいることだ。
それが非常に人間くさい。
だから読者は殺し屋になれるのだ。
紙の本
読みやすい
2015/09/30 13:15
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投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的にはあまり時代劇モノはあまり読んだことがなかったが、読みやすくて面白い・・・
変に気負わずに読むことが出来た。
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