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う~ん、面白いといえば面白いですが、探偵のキャラクターがたっているため、シリーズものとしては飽きられそうです。ほかのものは読んでませんが、もういいかな、と思ってしまいました。
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2011 12/8読了。WonderGooで購入。
映画化された『探偵はBARにいる』の原作。第一作とタイトル的にややこしいが。
のんだくれで便利屋稼業と素人賭博で生計を立てつつ山で友達と大麻を育てたりとフラフラしているススキノの住人である主人公が、不可思議な仕事の依頼がきっかけで命を狙われたことをきっかけに、地上げ絡みの殺人事件の真相に迫っていく話。
前作から2年くらい後の話。前作に比べると主人公があまり荒事を積極的にしない・・・のだが、その理由も前作の事件で死の恐怖を知ったから、という、なんとも手堅いんだか、なんなんだか。荒っぽい割に教養を重視するし学歴もそこそこあるしで不思議な主人公の雰囲気がなんかいい。
結末は決してすっきりはしないけれど。
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主人公が淡々としているせいか、いろいろな事件が起こるが物語のトーンも淡々として感想もトントンといたかんじ。
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大泉洋主演と聞いて映画を見たところ、割と面白かったので原作も読んでみることに。大泉ファンにとっては映画版のオビを入手するために買うのもありかと。実際私の買う動機の一つがそれでした。
映像作品化するにあたってかなりアクション要素を増やして派手にしたんだなと感じます。ただし原作の方が組織の関係や主人公の行動描写が細かく書かれているのでその点は面白い。
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購入者:坂野
これはおもしろいです。映画も見ましたが、これを気にBARに通うようになりました。映画の方は続編もやることが決まっています。
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大泉洋主演の映画『探偵はBARにいる』の原作。
原作なのにタイトルは前作のが使われてるのがややこしい(笑)。
「俺」をはじめ、各キャラクターがだいぶ固まってきて、
前作で感じた「雑然」感はだいぶ薄れた印象。
映画版の高田くんを先に見た人には、
原作の彼の立ち位置はちょっと物足りないかも。
高田くんのみならず、
それぞれの登場人物のキャラクター性は
映画版の方が際立っている感じだけど、
「俺」を中心としたハードボイルドならば
このくらいでいいのかもなぁとも思います。
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バーに掛かってきた女性からの電話。振り込まれる報酬と意図のわからない依頼。その背後にあった放火事件を調べるうちに利権にうごめく暴力団に襲われることとなる主人公。ハードボイルドというよりも黒川博行の厄病神シリーズに近い印象。紫煙とアルコールの匂い、そして血の匂いが作品中を横溢している。軽い会話の反面、重厚さを文章から感じるのは作者の意図したところか、それとも札幌の持つイメージからか。
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一作目があまりにドストライクだったため、すぐに続編へ。やっぱり好きだった。舞台設定がススキノじゃなく、歌舞伎町だったら普通に3倍は売れたんじゃないかな。
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面白かった!1巻より断然おもしろい!!シリーズであるようだけど、他はどうなのかなぁ~。ま、ぼちぼち読んでみよっかな。
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やーっと、やーっと読めた。
読みだすまでに時間がかかってしまった。
ということで、やっと、
電話がコンドウキョウコからかかってきた。
この話はよくできているなぁ。流れとか登場人物の人となりとか。
映画を見ているからかな。
最後はかなり悲しくて切なかった。「俺」は悪いなぁ~、もう絶対近づいちゃいけない感じ。
だから、魅力的なんだろうけれど。
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映画化されると知って、興味を持った一冊。
札幌という大好きな街が舞台になっているのもいい。
主人公の、ダメ男なのにカッコつけちゃって、でも何とかするような。
男のサガがなんか可愛く思えちゃうんだな。
ストーリーも、緊迫感があっておすすめです。
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主人公の下に不可解な依頼が舞い込む。しぶしぶ受けると同時に、依頼元を確かめているうちにどんどん事件に深入りしていく。
事件を調べていく中で、いろんな揉め事に巻き込まれていくが、この展開はこの作者ならではのバタバタ感がある。何となく心にもやもやしたものが残るが、ラストは悪くなく、まとまっている。
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映画『探偵はBARにいる』の原作になったお話だそうです。
大学生くらいの世代にはけっこうくるテイストなのではないかなー。
ちょっと世の中の隅っこみたいな場所で淡々とダメ人間してみたいぜ、的な。
話があちこち散らばってちょっと読み難いなとは思ったものの
最期のオチは納得のいくところへ落ち着いてくれたので
ごちゃごちゃした話の展開すらもオチを見付けさせないためのワザだったとしたら
けっこうイケてる。
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映画を見てから読みました。
原作も素晴らしいですね。
ラストがわかっていても切なくなりました。
これ以降の作品もすでに読んでるのですが、
1作目と2作目でも東さんの文章がかなり上達しているような。
1作目は面白かったけど少し読み辛かった。
本作は内容もテンポも文章も良かったです。
早川書房編集部の解説も見る価値アリです。
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一応ハードボイルドというジャンルにしたが、大藪春彦とかと比べるとちょっと弱いな~。でもミステリーと言うほどでもないし。ジャンルは置いておいて面白かった。前作にあたる「探偵はBARにいる」も読んでみようかな。