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「誰もが実践できるメンタル術」と帯には書かれていますが、実践するのはなかなか難しいです。
2011/05/08 17:27
30人中、29人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
「誰もが実践できるメンタル術」と帯には書かれていますが、実践するのはなかなか難しいです。
本書は、ワールドカップでゲームキャプテンを務めた長谷部さんのエッセイ風、自己啓発本です。
イチロー選手など際立った業績を残す人は、生活の全てが最高のパフォーマンスをするためのもののようです。
決められた時間に決められたことを行う。
簡単なようで、これがとても難しいものなのです。
・意識して心を鎮める時間を作る。
・過度な自意識は必要ない。
・マイナス発言は自分を後退させる。
・苦しいことには真っ向から立ち向かう。
・群れない。
・読書ノートをつける。
・夜の時間をマネージメントする。
・迷ったときこそ、難しい道を選ぶ。
・感謝は自分の成長につながる。
項目タイトルの一部ですが、これを読むだけでもなるほどと思えるものばかりです。
一番気に入ったところ。
「道に迷ったときは、「どちらが難しいか」を考えると同時に、「どちらが得るものが多いか」も考えるようにしている。たいていの場合、「難しい道」と「得るものが多い道」は一致しているが、そうでない場合もある。それは自分が今いる場所で、まだ何かをやり遂げたとは言えない場合だ。」
変化を求める気持ちがあり、これから今までやっていたことを続けるか新しいことにチャレンジするかの判断に迷うときがあります。この言葉は、その判断する際の基準として明確な方向を示してくれると思います。
それにしても著者がたくさんの本を読んでいて、語学などもかなり勉強しているのには驚かされます。サッカーだけしているのではダメだということは、我々一般人からすると仕事だけしていてもだめで、仕事のパフォーマンスを上げることを意識した生活をすることが大切なのでしょう。
地位が人を作るのか、そういう人が地位を占めるのか。
2011/08/01 21:47
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
代表戦だけのファンですが、長谷部選手のことはもちろん知っています。が、「代表」だけを見てきた自分にとっては、彼はとびぬけた技術を持っているのかどうかは分かりません。中田や俊輔などは「うまいなあ」という場面を見ていますけれど、ゲームキャプテンたる長谷部選手はどうなんでしょう?以前は、キャプテンである長谷部選手が後半に交代する場面を目にして、「なぜゲームキャプテンが?」という疑問を持ったこともありました。
評判になっている本書は、長谷部選手の「ありのまま」が語られています。以前に遠藤や俊輔の本を読みましたが、彼らの本が、当人が書いていない、とは言いませんが、この本は間違いなく、長谷部本人の言葉で書かれている、と感じます。タイトルにあるような、ちょっとキレイすぎる言葉が、読み終える頃にはなんの違和感もなく、「彼ならば」当然のように思えてくるような感じさえします。
サッカーが好き、という前提はありますが、カズなどの尊敬できる先輩方の薫陶を受けながら、真摯に「プロサッカー選手」としての道を歩んでいる姿が垣間見れます。テクニックがどうこう、というよりも、あらゆる試合に対して、日本の日本人の代表として、プロとして取り組んでいる姿、少々まじめ「すぎる」感じもしますが、与えられた「天職」に対して取り組む姿勢は尊敬の気持ちにすらなります。食生活や、マスコミ対応、試合前のコンディション調整...27歳にしてここまで徹底して...すごいですねー。W杯南アフリカ大会でのゲームキャプテンに選んだ岡田監督の眼力に畏れ入ります。本書にも自ら書いているように、本人も戸惑いはあったかとは思いますが、それでも「自分のスタイル」を貫いて、役割を全うしています。やはり、そもそもそのような資質は持っていたのでしょう。さらにW杯というサッカー選手にとっては究極の試合においてそれを任されるという、運命にも似たものが降りてきたのかもしれません。
さらにキレイゴトのようですが、「日本のサッカーを活性化する」ことを自らの目標のひとつに置いている著者、そして、W杯決勝T進出、アジアカップ優勝など、キャプテンとしてのひとつの金字塔をクリアしつつある中で、まだ現状に満足していないその視線。かっこいいなあ。
本書にもありましたが、途中交代や、ベンチスタートなど、本人も納得のいかない場面も少なくないはずですが、それをプラスにとらえることができるのは素晴らしいです。自分の技術の足りないところなど、改善すべきことを見出そうと切り替える強さ。テレビで見る限り、交代の場面でも、長谷部選手は不満な表情はしませんよね。W杯でPKで負けたときもそうでした。悔しい、納得いかないことも、表情にださず、プラスに転換できる。本書では伏せてありましたが、本人の中に「大きな目標」が、ぶれずにあるから、かもしれません。そして、いろいろな環境の人と接触し、そして(かなり意外なところですが)多くの本を読んで、刺激を受け、その刺激を活力にしている。インプットもアウトプットもできている人間です。いい男ですねー。
サッカーというよりは、「プロ」としての心得、として読める本です。次のW杯でも是非代表として、ゲームに出て欲しい。応援したい選手のひとりです。
【ことば】...気づかないだけで、日々の生活は頑張っている人々の姿であふれているのだと思う。自分のことでいっぱいいっぱいにならず、そういう姿に気がつける自分でありたい。
天は二物を与えたのか
2011/07/04 08:15
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者、長谷部誠はいわずと知れた、サッカーの全日本チームのキャプテンで、2009年のワールドカップではその冷静沈着なリーダーの姿に日本国中が感動した。
「天は二物を与えず」とよくいう。一人の人間にいくつもの長所や美点はないという意味で使われることわざだ。ただ物事には例外はつきものだ。長谷部をみていると、その甘いマスク、落ち着いた言動、そしてアスリートとしての運動量。天は二物どころか、長谷部に限っていえば、三物も四物も与えているようにみえる。
さらに、本書である。今、出版界では注目の一冊になっている。
みんなの視線が長谷部の方に向いている。
これって不公平ではないか。
天は二物を与えないんじゃないの、と思われる人もいると思う。だから、我々のような一物も与えられないような凡人と、著者とは所詮比べようがない、と。
そう思われる人にこそ読んでもらいたい一冊である。
長谷部誠はけっしてエリートではなかった。
藤枝東高校時代はさほど目立つ選手ではなかった。ところが、浦和レッズからオファーが来る。両親は大学に行くことを熱望した。しかし、長谷部はプロの道を選択する。
それでも、長谷部はすぐさまトップスターではなかった。なかなか出場の機会すらもらえなかった。もちろんサッカー選手を夢みる人にとってはプロ選手になることがすでに一流のあかしだともいえるだろう。ただ長谷部は三浦和良や中村俊輔のようなスターではなかった。
だが、長谷部は欧州のプロチームに招かれ、全日本のメンバー、そしてキャプテンという道を歩んでいく。どうして、それは長谷部だったのか。
その秘密が本書にふんだんに書かれている。
長谷部は「心を整える」ことで、「どんな試合でも一定以上のパフォーマンス」を実現できたのだ。それは特別な技術を要するものではない。
物事をみる考え方の問題だ。
だから、この本はサッカー選手が書いた根性論ではなく、冷静に自身の置かれている立場を見、あるべき方向に進むための心のありようが書かれている。おそらくどんなビジネス本よりも自己の能力をあげるための秘訣が公開されているといっていい。
誰にも人生の絶頂期はある。プロサッカー選手長谷部誠にとっては、今がそうなのかもしれない。それとも、やはり天は、長谷部に二物以上のものを与えてのだろうか。
私たちが長谷部誠になれる確率は低いだろう。
しかし、長谷部誠に近づくことはできるはずだ。なぜなら、長谷部自身がそのようにして、今をつかんだのだから。
一流選手は凄いと実感させてくれます。
2024/04/23 16:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サッカー日本代表長谷部誠選手が日々の過ごし方など
生き様を公開することで世の中で生活する私達にも良い影響を与えてくれる
実りある一冊です。
とてもいい本です
2016/11/11 16:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、サッカーに興味がある方ではないのですが、タイトルに惹かれて購入しました。一流の選手というのは、考え方が違うなぁと思って読みました。自分も、少しでも近づけるように努力したいと思える本だなと思います。
読んでいてすがすがしい気分になった
2016/04/17 07:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よしくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
サッカー日本代表の長谷部選手の書いた本です。
長谷部選手の考えがいろいろ書いてありましたが、すごく参考になりました。
内容もかなりわかりやすいです。
さすが一流の選手は違うなと思いました。