何冊か比べて、これが一番読み易そうで購入
2019/07/20 01:31
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日曜日 - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊勢物語を読みたいと思い何冊か本屋にある文庫を手に見比べた結果、ビギナー向けだけあって、訳→原文→詳しい解説、でかなり読み易かった。
とりあえず読んでみようかなと思い立った人におすすめ。
昔の貴族って感情豊かに生きていて、男性が自分の気持ちに素直で、ある意味ダイナミックな表現したりして、現代人よりも全力で生きてる感じがした。
解説を見て、漢字から連想される言葉意味が今の感覚と全然受け取り方が違うのが面白かったりして、新しい発見に出会える一冊。
入門書として良い
2017/01/22 18:15
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投稿者:栞ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰もがしっているけど、在原業平が東国に落ちていく話というレベルでしか内容を知らない本。
古文の知識などがなくても読み進められるし、ある程度の知識があっても楽しめる。細かいところに気にしないで読んでいけます。
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
原文は文量が少ない割には全文掲載されておらず岩波文庫を読む必要がある。解説もイマイチ。訳者の個人的感想も余計である。
久しぶりに古典に触れて
2022/09/20 22:10
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投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
来月、この本をテキストに、16段、82段、83段について、短大で教えていらっしゃる教授に学ぶという事で、手にして、読みました。
在原業平、どこか、実在の人物ではないように感じてきました。
現代文で、古文で、解説文で、という流れ、それぞれが短く、テンポ良く、読むことができました。
もう一度読んでん、受講に備えて、受講後に、改めて、読みたいと思います。
高校の頃の、更級日記も目に触れるところにあり、これも、一部を解説したものだったと思いますが、今後、このシリーズで、他の作品にも触れたいと思います。
高校の時、授業に備えて、読んでいたら、と、思うことです。
本格的に古典を読むことに繋がると良いなとも思います。
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きちんと読んだことが無かったのでまず入門編から、と読み出しました。面白かったです。
在原業平が色男で歌人だったのは知っていたのですが、ちはやふるの人だったんだ、と再認識。神代も聞かず竜田川、は落語で良く知っていたので…
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あー、もう本当に面白いな!
業平のストライクゾーンが広すぎるし、スケコマシまくってるのにまったく悪びれないところが凄いよ。
東下りでちょっと良い歌を詠んで、みんなで泣いて・・・
って、アンタ上司の女に手を出したからやん!自分のやんちゃが原因やろうになにオセンチぶっこいてんの!!
と突っ込まずにはいられません。
イケメンで家柄が良くてエリートで女性を口説くのが上手いとあれば、そりゃあ遊びまくりますわな。
私は生まれ変わるなら業平になりたいわ…
12.06.28 再読
在原業平が恋の歌を量産しながら、日本列島を股にかけて乙女たちをたぶらかしまくる話。
伊勢物語なんて高校の古典授業以来でしたが、意外と面白かったです。
「(恋なんかで)死にそうなんやったら、さっさと死ねば?」みたいな歌もあって、ちょっと感動しました。クールすぎるぜ!
芥川が好きで好きで、当時そこばっか読んでたなぁ。だって「消えなましものを」ですよ!?消えなましものをって・・・どんだけ切ないんだ。
狩の使いの「夢うつつとはこよひ定めよ」もチョーカッケー!とテンション上がったけど、誰も同意してくれなかったのも今はいい思い出…。
09.03.19
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古典では伊勢物語がいちばんすき。想いが強い余り夜寝ている間に魂が抜け出て相手の夢にまで会いに行き、魂が体から浮かれ出るのを結びとどめるまじないのことを「魂結び」と言うんだって。この章段がいちばんすき。省略されていて残念。
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こういう本が高校時代にあればもっと古文が好きになっていたかもしれないな。
高校時代の古文なんて、文法やらなんやらですごい退屈だった。
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在原業平がいかにリア充であったかが理解できる本。
こんなリアルに恋の病で死ねる世界なんて…。
個人的に着てる狩衣破いてまで恋文送られたら引く。
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2011/4/17
行間を読むという感覚がステキ。
自分の好きなように解釈して楽しめるから、いつまでも古くさくなく伝えられて行くんだなー
なにはともあれ、世の中にの歌が一番好き。
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感覚ってふるびないものなんだなあ。言葉も生活も違うずっとむかしの作品だけど、なんでかみずみずしく、心に刺さる。
国語の授業や入試問題だと一段だけとかぶつ切りだから、なかなか入り込めず、伊勢物語をおもしろいと思ったことなかったけど。業平の人生、まるごと読むから愛着もわくし感情も入ってきやすくなる。気づいたら好きになってる。これだから色男は。
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古典はあまり精通していないので、現代語訳と解説を中心に読み、原文に目を通すようにした。
夫の浮気、女の移り気、身分違いの恋、叶わぬ恋…平安時代のさまざまな恋模様が描かれている。なかでも、筒井筒は非常に好きな物語だ。
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前半は色恋がみずみずしく描かれていて後半はトーンが違うなあと感じたけど、前半は若かりし頃の姿を描き後半は老いた主人公をセルフパロディーみたいに描いてるんだってさ
平安時代のそんな遊び心を持って書かれた作品が古典として残るんだねえ
でもこの頃の女性作家の作品って宮中の女官とかがわーきゃーいいながら回し読みしてたワケでしょ?
なんとなくヲタヲタしいのが多いのも納得な気が
同人誌の人気作家みたいなもんなワケじゃん(笑)
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伊勢物語、いいですよね。
歌とか、恋とか。
現代日本において、メールでポエム書かれたら速攻振りますが、平安時代だからいいのです。
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「伊勢物語って源氏物語の前段」くらいに思ってたけど、意外にや読み応えありました。
恋愛模様にまざった生き様が凝縮されてぼろぼろと掲載されていくので、読書会向き、話がつきない。
この本は伊勢物語の中でも、軽い翻訳もつき、大和物語など同時代ものとの比較コラムもあって、楽しく読めました。