大使閣下の料理人
2016/03/31 10:40
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投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理マンガって言えば料理マンガかなぁ~...って感じの中身ですね。
料理人と客との繋がりを求めて...と、言うか感じるためにベトナムへ赴任。
ってか、赴任する前に赴任先の食材や情勢調べようよ!と、突っ込み入れたくなっちゃいますねw
そんなプロットっぽいので途中でちょっと飽きちゃったかなぁ~
信長のシェフ同様…
2015/12/02 12:24
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
「信長のシェフ」と同じく、偉い人に仕え、料理を通して政治にコミットしていく物語。
ところが、信長と比べると、まず、圧倒的に舞台と上役が弱い。
また、「戦国時代ならある意味しょうがない」と思えた男尊女卑的描写も、現代ベース(とはいえ90年代の作品なので仕方ないところはあるのかもしれないが)では、
女性の立場からしてみれば鼻に付く。
主人公の奥さんの描写が紋切り型というか…
「子どもは作らない約束で結婚したのに酔った勢いで子作りされ、家庭に縛り付けられた中、ようやく娘の手が離れ、仕事ができると思ったら今度は海外単身赴任か」的なセリフ で旦那を責めるんだけど、うーん…と唸ってしまった。
物事がよくわかるようになった段階の子どもの前で、その発言はどうなの?と気になった。
というわけで、どのキャラにも圧倒的に共感できない。
特に、古さんの魅力は、欠片も感じられず、応援する気が起きなかった。
渦中にいるのに、二巻が気にならない。
目の付け所はいいのだが
2021/11/06 18:37
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理を通じて国際政治に関わってゆくという目の付け所はいいのだが、主人公を始め登場人物たちの言動にどうにも引き込まれるところがない。作中で述べられている主張が紋切り型で新鮮味がない。絵柄もごく普通レベルでとりわけ優れているわけではない。
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
絵もストーリーもイマイチでした。
なんかキャラクターが全然魅力的ではなくて・・・
大使館の料理人って面白そうな題材なのに残念。
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投稿者:鎮文修 - この投稿者のレビュー一覧を見る
外交戦の手段として料理により相手をもてなす。主人公はシェフとしてそれにあたっている。
緊張感のある仕事だが、やりがいがあり、なんといっても料理がとても美味しそうなのがよかった。
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久々に実家に帰って読み始めたら、止まらない。公が日本に帰国するところで買うのを止めたんだけど、今はどうなってるのかな?
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全巻初版で持っています。主人公である大沢公もさることながら、公を支える倉木大使の人柄が素晴らしい!!こんな上司が欲しいです。
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料理マンガで面白いと思ったのは
「包丁人味平」以来。
前、日記で美味しんぼの事書いたけど
比べ物にならないくらい面白い!
主人公の大沢公、ベトナム大使館
専属の公邸料理人。
妻娘を日本に置いて行っちゃう様な
料理バカだが、仕事の腕は超一流!
国交外交を食卓にて料理で表現する、
大使の補佐官みたいなスーパーシェフ。
時には無理難題な注文も、なんのその。
料理の事も他国との国交問題についても
非常に勉強になるマンガです。
巻が進むに連れ、出会い、悩み、決断、別れと
読み手と一緒に成長して行っている様な
感じのする和み腹減り系です。
面白すぎてマン喫13時間読み続けちゃいました。
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主人公、大沢公はベトナム大使館料理人。 一見間の抜けた男だが、料理をさせたら一流のシェフ。
料理の勉強になる本はたくさんありますが、大使館が舞台であるせいか、外交問題もしばしば。文化や歴史などの重さを感じさせる漫画です。
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料理漫画であり、外交も学べる一石二鳥の作品。
主人公の公がいい。料理人としてはもちろん、人間として素晴らしい。
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この漫画を読んでベトナム料理食べ歩きたい!ベトナムに旅行したい!と思った。
す~ごい料理描写がすばらしいし物語的にもあたたかみがあります。
主人公がとってもあったかい人柄で、そのせいもあり。好きです。
大使閣下のシェフなので、やや政治絡みになってくるところなんかも面白いと思います。何年か前に読んだので、もうあまり覚えてないですけど。
ベトナム料理はフレンチに合うんですね。
ベトナムがフランスの植民地だったということもあるんでしょう。
(この漫画を読んで数年後くらいに、フレンチ風ベトナム料理のお店が身近なところにオープンしていて、おおおと思いました。)
美味しんぼや他の料理マンガもいいけど大使閣下いい!面白くって美味しい、おすすめです。
料理漫画の中ではイチオシします。
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友人に借りたもの。
料理マンガは数あれど、より専門的でプロの料理を見られて楽しめる。
主人公の公、自分の理想を目指す姿は素敵だけれど、奥さんの気持ちをわかっているならやり方があると思う…
それができない不器用さがこの人なんだろうけど…。
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一流ホテルの料理人から、ベトナム大使館の料理人になった男が、いろいろな外交の場面で料理の腕をふるうという話。中盤からは、日本に舞台が移って、料理と外交(外国との関係)の密接な結びつきが描かれる。
ストーリー的には、料理で難題を解決する『信長のシェフ』に似たフォーマットだけれど、この作品の場合は料理で解決する問題がより分かりづらいところが面白さを生んでいると思う。外交的に対立している場合に出す料理、というエピソードもあるけれども、実際は「もっと仲良くしたい」とか「なにが問題なのか分からない」という曖昧な場面で、料理をきっかけに解決策を模索するところがこの漫画のキモだと思う。
登場人物は、一見して反日的な人や悪人や俗物政治家でも、ちゃんと血が通った人物として描かれていて、単純に料理でやりこめるといった話は少ない。また、血が通った人物として描かれているので、エピソードごとの終りには、感情に訴えかけられる結末が待っている。このストーリー展開のうまさが、長編漫画として支持されたポイントなのかなぁと(料理漫画はだいたい長編化するけれど)
それ以外にも、前半のベトナム編から世界中を巡る旅をするようになるで、外国の文化や料理に触れ合うというのも見所の一つだと思う。主人公の大沢公はフレンチのシェフなので、フランス料理が出る場面が多いものの、その他にも様々な国の料理が出てくる。東南アジアの料理についてはほとんど知識がなかったので、読んでて食べてみたいと思ったり、興味深かったり。あと、外交という「国益」の最大化を目指すものをテーマとしていつつも、政治的に右寄りにも左寄りにもならない描き方が功を奏していた。この辺りは、原作者の実体験を元にしているということが寄与しているのかも。
個人的には、中盤以降のベトナム大使館から帰国して、特命大使の料理人になって以降の展開ができすぎのような気がする。ベトナム編で描くものがなくなって、キャラクター他を一新したかったという理由があるのかなぁと思うのだけれど、主人公のキャラクター含めてエリゼ宮で料理を作ったり、ほとんど外交官のようなことをするのはちょっとどうかと。でも、エリゼ宮のエピソードが、その後のニューヨークでのエピソードでの大沢公の成長に繋がっていたりと、面白さは損なわれていない。
エピソードは中盤以降、実際の事件や出来事を元にしたストーリー展開が多くなる。これについては、否定的に描こうと思えばいくらでも描けるものを、かなりフェアな姿勢でストーリーに組み込んでいる。料理という国の文化を代表するテーマで、舞台が大使館という政治的な空間でありながら、WIN-WINの関係を目指すという外交の目的にも沿った物語だったと思う。
あと、主人公がモテモテすぎだよね。魅力的なキャラだけれど。
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"料理は食材じゃない!心を込めて作れば,どんな食材でも人を感動させられるんだ!"
っていう作者が一番伝えたいことには懐疑的なんだけど,まあ漫画だからな。
あと,子供は作らないって言ってたのに,酔って帰ってきて…って設定とか,家族に相談なしに職場のホテルをやめてくるとかも微妙だし,単身赴任先のベトナムで現地のバツイチ女性といい感じになるのもちょっとなって感じです。