とりかえばや物語 みんなのレビュー
- 司馬遼太郎 (監修), 田辺聖子 (監修), 井上ひさし (監修), 興津要 (編集委員), 小林保治 (編集委員), 津本信博 (編集委員)
- 税込価格:1,265円(11pt)
- 出版社:講談社
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紙の本
田辺聖子さんまとめ
2023/11/30 16:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉が上品かつやわらかく、とても読みやすいです。 注釈も多く、イラストも豊富で古典の入門書として良いです。女として生きていくことによる制約、男性と対等に自分の力を発揮できない社会など、現代でも解決できていない課題についても考えました。
紙の本
中世の性転換物語
2023/11/30 21:56
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
大手出版社の企画のもと、
名だたる作家が現代日本語に書き直した本文に、
振り仮名、挿絵、用語解説が付されて刊行された
児童向け古典文学全集です。
第八巻は、田辺聖子の担当したとりかえばや物語。
紙の本
ポスト・モダーンの物語
2022/08/31 15:57
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
河合隼雄さんの「とりかへばや、男と女」を読んで興味を持ったので読んでみた。河合さんがこの作品を海外で紹介したら「まさにポスト・モダーンの物語」と言ったアメリカ人がいたらしい。
この物語の作者が現代のバリキャリのことを知ったらどんなふうに思うかすごく興味をそそられた。男装しなくても、女性が活躍できる世の中を歓迎しただろうか?見た目は女のままであっても、心は男装する必要があるのは現代も物語と同じ。どれだけ心の男装をしても結局どこかで見くびられるし、、女は女らしくしたほうがいいと思っている人は男にも女にも結構いる(うっせぇわ)。夫が妻のキャリアアップに協力的でないとか、仕事のせいで子供との時間を取れないとか、春風が宇治で考えていることと現代の悩みは結構近い。この物語の作者は、ほれぼれするくらい先進的な頭脳の持ち主だったと思う。
電子書籍
昔々の性転換物語
2023/11/30 21:58
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
大手出版社が企画し、
名だたる作家が現代日本語に書き直した本文に、
振り仮名、挿絵、用語解説が付されて刊行された
児童向け古典文学全集の電子書籍版です。
第八巻は、田辺聖子の手掛けたとりかえばや物語。
電子書籍
読みにくい
2019/11/06 16:17
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投稿者:ひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この話が好きで、マンガになったものも読んだので、原作を読んでみようと思いました。電子版はちょっと読みにくい。
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なんて奔放な
2019/11/04 13:16
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
その昔、氷室冴子の『ざ・ちぇんじ』を読んで速攻原作を読んだのだががっかりしたのを思い出した
当時中学生だった私には奔放としか言いようのない自由な恋愛や、男性社会で女性が自立できない社会制度に批判的でうんざりしながら読んだのだった
前出の『ざ・ちぇんじ』は主人公がそんな世の中なんか蹴散らかす勢いでたくましかったのが好ましかったのに、原作ではどの女性も容易く男性の餌食になっててしまってるし男性は手あたり次第食っちゃってるし
挙句に誰の子供か公式にはっきりしないでもぽろぽろ生まれてるし
男尊女卑っていうのはこういうもんだとしみじみ思う
女は所詮男無しでは生きていけなくて、ひたすら男の訪れを待つだけ
男として出仕するだけの才覚がある主人公でさえ何だかんだと流されて結局子ども出来ちゃってメソメソしてるし
現代とは倫理観が違うのは分かってはいても読んでいてイライラが募る
兄妹が入れ替わって生活する途中まではともかく読後の爽快感はなかった
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原作は……
2021/04/19 05:57
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーん、でした。当時の男女の性の奔放さが……ねえ……。女性の地位の低い時代、こうしないと、生きていけなかったのでしょうが……。でも、当時から、きっと、才能がある女性が、出仕したら?ということを考えた人間がいて、書いたんだなー