少しイライラしました
2021/09/17 14:14
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公と元彼の、ダラダラ付き合っている感じが不快で、半ば飛ばし気味で、早く読み終えたいと思いながらページを捲った。
主人公のイヤな性格もしかり。
最後は、良かったけど、唐突なエンディングと感じたので、もう少し余韻を味わえる内容であってほしかった。
辻村さんの作品は大好きなので、余計にこの作品に関しては、個人的に受け入れにくかった。
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投稿者:くじら - この投稿者のレビュー一覧を見る
先が気になって、一気に読み終わりました。
誰もが覚えのある、見下したり、優越感に浸ったり
という負の感情がうまく描かれています。
リアルな作品だな、と思いました。
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投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者は映画化された「つなぐ」を見た事はあったが、小説は初めてでした。心の動きが柔らかく、リアルに描かれておりストーリーの中に溶け込めた。
SFで自分を表せ
2015/03/26 09:02
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうか、SFねぇ。おもしろい見方もあったものです。自分を表すとしたら何でしょうか、Sukoshi・hutanzou(少し負担増)かな笑。ただ、この中のどの高校生とも仲良くはなれないだろうね。
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理帆子はいつでも、ここには居場所がないと感じている。
でも、そこにいるために周りの人間が望むようにふるまう。
この人はこう言ってほしいと思っている、だからこういう態度をとる、相手が満足してうまくいく、それを見て、みんななんて馬鹿なんだろうと考える。
分かるところもある。
でも結局、自分を開示しないと居場所は手に入らない。
理帆子はそれが怖かっただけだと気づく。
なんだかすごく、自分の黒歴史の引き出しを開いて眺めた感がある。
お母さんの言葉がぐっとくる。お母さんは、理帆子視点じゃなかったらどんなひとなんだろう。
最初の振りがあったので、最悪の事態にはなっていないことが分かっていたから、そこは緊迫感がなかった。むしろ安心して読んだ。いいのか悪いのか?
作者のドラえもん愛がとにかくすごい。
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2008/11/18 7&yにて購入。
2012/2/28~3/1
辻村版、藤子・F・不二雄先生へのオマージュ。ドラえもんの道具をキーワードに、青年期のアンビバレントな心情を描く。辻村さんの過去2作品とは傾向が異なるが、名作。新しい一面を見せてもらい、次作以降も楽しみだ。
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辻村先生の作品の中で、一番好きな本です。
ドラえもん全巻読みたくなります。
自分は感情を出しやすいのに、それが受け入れられず、心の奥に隠そうとする主人公に、とても共感します。
とっても、優しいお話です。
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作者は人の気持ちを、意識しない意思を、心の機微を文字にするのが本当に巧いと思う。
気付くと気持ちが深く入り込んでいて、その表現の鋭さに時々息苦しくなるほど。
目を離して深呼吸、そしてまたダイブ的な。
面白かった。
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注意すべきは、このお話自体が「Sukoshi Fushigi」SFであるということ。終盤までは☆3つかなあ、くらいの気持ちでいたのですが、最終章を読んで評価一変。途中途中で、「あれっ?これってミス?誤植?」とか思っていた小さな伏線の回収が優しい。終盤まではそれこそ主人公のように一歩引いたところから物語を追っていましたが、最後はとても温かい優しい気持ちになれました。「スロウハイツの神様」と並び、辻村さんの、「物語」に対する愛情を感じる作品です。
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とてもよい。
参考にすべし。これしか書くことがないのか己は。。
例によって、これも自分と共感できるというか、感性、思考ルーチンが似ている主人公が出てきている。
俺も自分大好きなもんだね。こりゃ。
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遠くて近いと思った
母親のシーンは目頭が熱くなります。読み終わってもまた読んでうぐらい・・・
最初はトリックがないだとうと思ってたけど、最後はやられた。
もう、感激です
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理帆子が成長していくのが手に取るようにわかる。どんな言い訳を並べても、結局理帆子は若尾を好きだった。好きな人が壊れていくところを見るのは、どんな気分なんだろう。
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中盤で、電車の中なのに、うっかり泣きかけてしまった……! そうきたかー……と思わずぼやいたラストでした。けっこう好きだなあ、こういうの。
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前半の若尾が、もう他人じゃなかったと言うか…。グッサリきた…。分かるよ、君の気持ち。私も似たようなもんだよー…。後半はさすがに、共感できなかったけども。とにかく若尾ばっかり印象に残って、ストーリーはあんまり残らなかった…。ただ、最後の成長した郁也はちょっとやりすぎかなと思ったり…。そこまでいかんでも良かったんじゃ…。
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周囲を完全に見下した傍観者的な主人公リホコが母親の病気や元カレの狂気と戦いながら自分を見つけていく。