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漂砂のうたう みんなのレビュー

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一般書 144(2010下半期)直木賞 受賞作品

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みんなのレビュー55件

みんなの評価3.9

評価内訳

55 件中 1 件~ 15 件を表示

御一新から10年

2024/06/25 06:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:蒙古卵麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

御一新から10年、遊郭の客引きとして無為な日常を過ごす主人公と周囲の人々が独特な雰囲気の中で織りなして行く物語。終盤、とある街角でばったりと出会う肉親との場面でようやく主人公が何故無為な日常を過ごして来たか明確になっていくが、果たして御一新とは市井に何を産み落としたものなのか。何となく考えさせられてしまう。

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自由のかたち

2016/12/07 12:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

定久郎は元武士、維新後家族捨て出奔。そして名を変え廓に身を潜めた。女は根津廓に売られてきた。どんなに美しくとも籠の鳥。小野菊花魁という名で生きている。彼女の情人、噺家ポン太。彼もまた名を捨て生きている。名を捨てた3人、カタチは違えど自由を求め行動をする。定久郎は翻弄されすぎて途中自由に負けそうになるが、小野菊とポン太がしかけた謎が明かされ全てに納得できた時、彼も彼なりの自由に出会えたのではないか。話に漂う面妖さは砂のよう。はらはらこぼれ心の片隅に塚を築いていく。塚が大きくなったその時、訪れるか私の自由よ。

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「こんなはずでは」っていうプライドと、「こんな俺にはこれで充分」っていう絶望のせめぎあい

2023/07/29 09:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

元武家の身分を隠して維新直後の遊郭で働く男と、その周りの人々の生き様を描いた時代小説。遊郭を谷底とみなして砂を噛むような毎日を生きる諦観と、ふいに表れる自由への渇望のコントラストが見せ所なんだけど直木賞作品にしてはあまりにも切ない展開。面白いけど重い。「こんなはずでは」っていうプライドと、「こんな俺にはこれで充分」っていう絶望のせめぎあいの中で日々の仕事をなんとなくこなして、安定しない生活を惰性でやり過ごす感じは時代を問わないテーマ性があって読んでいて重い気持ちになってしまった。

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水底で跡を刻む砂

2018/01/02 03:57

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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公・定九郎に一時期まとわりつきまわったポン太が「水底で人の目には留まらなくても、砂粒は常に動いて時の跡を刻んでいる」というようなことを定九郎に語るシーンがあり、それがこの作品のタイトルの「漂砂」になっていて、まさにその砂粒のような一般的には取るに足らない人物たちの生きざまを指していると解釈できます。
この時代の新語「自由」がキーワードになっていますが、結局誰もが本当のところ「自由」を持て余し気味のように見受けられました。そうした概念にとらわれずに、限られた可能性の中でどのように生きていくのかを考えて行動するしかないというわけですね。

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過去には戻れない人生

2016/06/27 10:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公が現状に至ってしまった過去の分岐点に戻れない人生、このまま廊で生き続けることを諦めとも言える悟っていく姿が、現代に通ずるものを感じ、切ない。

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2013/11/30 02:03

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2013/12/09 22:30

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2013/12/29 11:16

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2014/01/13 01:30

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2014/01/27 20:01

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2014/03/06 18:27

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2014/02/15 11:31

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2014/02/26 23:05

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2014/02/26 23:11

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2014/09/23 22:49

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